もてない男の臭い

近所のブックオフに行ったら、
コミックスのコーナーに、
20~30歳代の私服の男達が
ずらりと並んで立ち読みしていて、
何だが独特な匂いが立ち込めていた。

義兄に話したら、「それ凄く良く分かる!」と言った。

元々古本だから、それ程古くない本でも、
やはり多少黴臭さはあるものの、
こういった匂いには通常ある程度慣れるものである。
しかし其処では、その古本臭に加えて
陰鬱な男臭さが漂っていたのだ。

平日の午後一位に私服で漫画を
立ち読みしている訳だから、
大抵ニートとかフリーターと思われる。
彼等が放つのは、暑い季節でも背広を着て
通勤しきゃならないサラリーマンや、
部活&サークル後の男子中高大生とはまた違う、
言わば汗をかいていない非行動的な男臭さ。
もっと正直に言えば、
「いかにも彼女がいない男」達の臭いであった。




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# by piyoyonyonyon | 2017-05-19 15:08

一巻目で見放される漫画

最近イギリスでも、「進撃の巨人(英語版)」の
コミックスの中古本を
チャリティショップ等で時々見掛ける。

こんな面白い漫画をどうして手放すのか?
私なら朝食後も昼食直前も
(食事の前に巨人が人喰ってるとこ見るなよ…)
何度何度も読み返したくなるぞ?と思ったが、
もしかしてそれらの本の元持ち主は、
アニメとの絵の違いに
ショックを受けて手放したのかも。

何故そう考察するかと言えば、
中古本で売られているのは、
必ず最初の1、2巻目だけだからだ。

原作漫画の画力は、今でこそかなり向上したものの、
特に4巻あたりまでは、
お世辞にも凄く上手い絵とは言えないし、
更に登場人物の描き分けが曖昧なのは、
ファンの間では良く知られた話だ。
尚且つ原作漫画は、時系列がバラバラで、
回想部分が唐突に始まり話が分かりにくい。

最初に見るのなら、やっぱりアニメを薦める。
(決して実写映画ではなく)







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# by piyoyonyonyon | 2017-05-17 15:06

ぱ~の一族

姉が漫画「ポーの一族」の最新話を読んでいて、
「ポーの一族ではない、
別な吸血鬼の一族が(劇中に)登場した!」と驚いていた。
横で聞いていた私が、
「それってパーの一族?
それともピーの一族?
プーの一族?(林家)ペーの一族?」と尋ねたら、
姉は「おまえには
もう読ましてやんにゃい!」とブチ切れた。
…どの名もひどい。




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# by piyoyonyonyon | 2017-05-15 15:10

目を疑う

金曜日、NHKの「あさイチ」で
木村拓哉と言う人がゲスト出演していて、
キムタクと同姓同名の誰かが出ている…、
と思ったら、実はキムタク本人で目を疑った。

すっかりオッサン化(まあ年齢的は当然だが)、
おまけに変な頭!
ある意味、イノッチのほうがイケメンに見える。

しかし、キムタクと中々気付けなかったのは、
NHK仕様なのか、話し方がすっかり普通に
(良く言えばキチンと)なっちゃったせいもある。




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# by piyoyonyonyon | 2017-04-23 15:08

縁起でもない

新聞で氣志團の綾小路翔さんを見掛けて、
とっさに村上春樹を思い出した。
……何故?
そうか、「騎士団長殺し」。



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# by piyoyonyonyon | 2017-04-21 15:15

貧民屈

グレーター・ロンドンのほぼ南西端に位置する、
New Addington ニュー・アディントンと呼ばれる地区は、
私が知る限り、イギリスで最低・最悪の地域だ。
(しかし夫に言わせると、私が良く知らないだけで、
本当はそんな場所は、イギリス中に履いて捨てる程あるらしい)。

公営住宅が集中し、従って生活保護者が多く、
貧困率が極めて高く、犯罪率も高い。
何度も言うが、イギリスでは(って言うか大抵の国では)、
貧困と犯罪は、直結した切っても切れない関係にある。

1930年代に、膨張するクロイドン市(この街自体が既にクソ)の
衛星都市として建てられた新興の街で、
ホワイト・トラッシュの巣窟であったが、
現在の住民は当然白人だけではない。
因みに、すぐ隣に「Addinton Village」と呼ばれる地域があるが、
こちらは真逆の高級住宅街として知られている。

義母が勤めていた大学病院では、何かがなくなると、
必ずニュー・アディントンへ行くと言われていた。
つまり、ニュー・アディントンからの患者(やその家族)
に寄る盗難が、病院で度々起きていた訳だ。
そもそも、貧困率が高いと、必ず不健康率も高いので、
この街からの患者は多いと思われる。

不動産価格も、周囲に比べてこの街だけガクンと低い。

ニュー・アディントンに住む、特に若年層は、
5単語毎に「FxxK」と叫ぶような、
ネイティブが聞いても訳の分からない英語
(いわゆるバカ語)を喋るらしい。

数年前、この街に住む祖母の家に遊びに行った
11、2歳の少女が、祖母の20歳位年下の
同居する恋人に強姦されて殺され、
祖母も実は虚偽発言と死体隠蔽に共謀していた
と言う事件が発覚した。
それを聞き、私も夫も、いかにも
ニュー・アディントンらしい事件だと思った。

また最近では、ニュー・アディントンの公立小学校の校長が、
イギリスの子供の肥満は深刻なので、
「お弁当には、糖分の多いジュースや清涼飲料水ではなく、
水を持たせて下さい」と言ったところ、
「自分達は紅茶でもコーヒーでも好きな物を飲むだろ。
子供に好きな物を飲ませて何が悪い」と
モンペ達から大反発。
まあこの程度の健康に対する無知・無関心は、
本当に英国中何処でも起きそうだが。

そんな伝統的な貧民屈でも、
最近は急に小金持ちになって、
ちょっくら贅沢な食事でも楽しもうと
考える住民が、増えて来ているらしい。
豊かな食生活を心掛けるのは
決して悪いことではないが、
問題は、マナーや態度、ガラが全く追い付かない事。

義母の誕生日を祝ったパブでの、
突然ウェトレスに向かって怒鳴り出した
無礼な客での一件で、後から義母が、
パブの結構近くの村に住む友人に聞いてみると、
案の定そのパブでは、予約受付の際に客の住所を聞き、
もしニュー・アディントンであれば、
断るようにしているとのことだ。

差別とも言えるが、ニュー・アディントン住民は、
それ程その店で問題行動を起こしている訳で、
他の客に不愉快な思いをさせない、
真っ当な客を失って評判を落とさない為の、
店側の生き残りを掛けた苦肉の策だそうだ。




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# by piyoyonyonyon | 2017-04-18 15:10

誕生会でちょっと残念な出来事

今年は、義母の誕生日の家族でのお祝いを、
毎年私達夫婦が引越し記念日に使う、
16世紀から続く老舗パブで行った。

そこは、グレーター・ロンドンの南端の、
周囲には集落どころか牧草地しかない、
本当に何もない丘の頂上にポツンとある、
隠れ家的なガストロ・パプだ。

くねくね折れ曲がった細い農道しか通じておらず、
何度行ってもナビ無しでは辿り着けない。

そんな不便な立地なのに、
料理の美味しさと雰囲気の良さが評判で、
金&土曜日の夜や日曜日は、
予約無しでは絶対座れない。
その名はかなり広く知られ、
相当遠くからも客が来るようだ。
今回の私達も、7人と少なくない人数だったので、
当然予約して行った。

もしこのパブじゃなかったら、
ゴミゴミした街中のレストランの選択しかなかったから、
いつもとは違う特別な雰囲気や
美味しい料理に、義母は御満悦だった。
他の家族も皆喜んでいて、
薦めた私達夫婦も一安心と言った所だった。

ところが、お祝いの終盤で、近くの席で
一人で食事をしていた中年女性の客が、
去り際に突然怒鳴り出した。
良く聞き取れなかったが、
テーブルを片付けていたウェイトレスに向かって、
「どいてよ! 何故意地悪するの?!
こんな店もう二度と来ないわよ!!」
と言うことを叫んでいたようだ。

それ以前から揉めていた様子は全くなく、
本当に急にキレて怒鳴り出したとしか思えない。
当のウェトレスも、一瞬あっけにとられ、
「何って…、仕事しているんですけど?」
と答えているようだった。

折角雰囲気の良いパブでの、
折角和やかなお祝いだったのに、
突如その一件で空気が変わり、
つまりケチが付いたのは非常に残念だ。

普段このパブには、場所が不便なだけあって、
特別な食事を楽しみにやって来るような、
ちょっと着飾ったキチンとした客が多い。
少なくとも、サッカーを見ながら
飲み騒ぐような客は居ない。
ここでは、子供も概ね行儀が良い。
値段は平均的で特に高級ではないが、
料理の質や雰囲気に拘る人は、
イギリスの貧乏人にはほとんど居ないからだ。
結構人気のサイクリング・コースの途中に在り、
晴れた休日の日中には、サイクリストの客も多いが、
英国ではサイクリングも貧乏人のスポーツではない。

ところが、このパブからそう遠くない場所に、
「New Addington ニュー・アディントン」と言う
悪名高き貧民地帯があり(クロイドンの南西)、
義母は、その怒鳴った女性客は、
多分其処から来たのじゃないかと推測した。

長年クロイドンの大学病院に勤めていた義母は、
ニュー・アディントンからの患者も何人も診て来て、
ああ言う突然激高するようなガラの悪い態度や話方は、
典型的なニュー・アディントン住民の言動だと確信する。




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# by piyoyonyonyon | 2017-04-17 15:08

トラウマの復活祭

夫が独身の頃、一人でイギリス国内をあちこちドライブしていて、
丁度イースターの時期に、カワウソ飼育園のような場所に立ち寄った。

時期的に沢山の子供達が集まった園内には、
生きたヒヨコが大量にバケツに詰められ、
ピヨピヨ鳴いて置かれていた。
「イースターだからヒヨコ」と誰もが考えていた。

そのうち、カワウソの餌の時間となり、
飼育係が、バケツのヒヨコをカワウソ目掛けて投げた。
するとカワウソ達、両手で上手にヒヨコを受け取り、
生きたままムシャムシャ食べた。
そう、ヒヨコはカワウソ達の餌だったのだ。

その様子を見て、子供達は一斉に悲鳴を上げた。
中には、ぎゃん泣きする子も続出。
飼育係は、何故こんな反応になっているのか
全く分からずポカンとしていたらしい。

子供達にとって、生涯忘れ得ぬイースターとなったことだろう。




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# by piyoyonyonyon | 2017-04-16 18:41

インペリアル法

姪に、「学校でインペリアル法って習うの?」と聞いたら、
「何それ?」と逆に質問された。

「インチとかマイルとかヤードとかフィートとか
ポンドなどの単位のことだよ」と言うと、
「センチ・メートルやメートルや
グラムしか習わない」と答えた。

インペリアル法は、
その名の通り大英帝国時代の名残りの単位で、
今はイギリスとアイルランド、
カナダ等のイギリス連邦諸国の一部でしか使われない。
ヤード・ポンド法やイギリス法、アメリカ慣用単位も、
インペリアル法の仲間である。
それに対し、現在の国際基準はメートル法だ。

ところが、夫の話では、
現在55歳以上位のイギリス人は、
学校でインペリアル法しか学ばなかった。
彼らは、1メートルとか1キロと言われても、
今だピンと来ないそうだ。

夫の世代は、メートル法とインペリアルの両方を習ったが、
姪の話だと、今はメートル法しか学校で習わない。
これもまた問題だ。

現在イギリスでは、公共物には、
必ずメートルとインペリアルの両方の単位で
表示することを義務付けているが、
道路標識の距離は例外で、
今だマイルだけで表示されている。

一応、60マイル=約100kmと暗記している。
30マイルなら100kmの半分で約50km、
20マイルなら100kmの1/3で約30km強、
と憶えれば、何とか役に立つ。

とは言え、車でヨーロッパ大陸へ渡ると、
当然道路サインはキロ・メートルで表示されるから、
途端に非常にホ~~~ッとする。

インペリアル法、ほんと腹立つ、止めて欲しい。
計算の苦手な私にとっては、特にキツイ。
今の約55歳以上の世代が死に絶えれば、
イギリスもインペリアル法を完全に廃止して、
メートル法だけに切り替え出来るのだろうが、
その頃には自分も死んでるかもな。
大体、それまでイギリスに粘って残るほうが辛い…。




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# by piyoyonyonyon | 2017-04-13 15:08

こんなドラマがあった「少女に何が起こったか」編

1985年 TBS系
当時、「スチュワーデス物語」を始め、
子供が見ても笑える程くっさい演出と演技が売り物の、
「大映ドラマ」が人気を博していた。
今でも、日本の80年代TVドラマを
代表すると言えば、この路線だ。

これはその中の一つで、
私にとっては一番印象に残っている。
様々な忘れ難いセリフが登場したが、
その中でも特にインパクトの強い、
石立鉄夫の決まり文句「薄汚ねぇシンデレラ」が、
朝の連ドラ「あまちゃん」でオマージュされたから、
憶えている人も多かろう。

元ヤン(其れ故の配役?)で
ピアニストを目指す主人公を、
キョンキョンが演じる、
音楽大学学長一家お家騒動物。

学長の実の孫娘なのに認めて貰えず、
数々の嫌がらせを受けながら、
学長の家に使用人として住む込み、
音大に苦学生として通う。

辰巳ブタ郎さん演じる音大の先生役の、
「ハンガリー舞曲(ブラームスの)を弾くには、
ハンガリー舞曲を踊って踊って踊りまくれ!
と言う斬新な指導が、忘れたくても忘れられない。
今でも、ハンガリー舞曲を聴く度に思い出す。

主人公の従姉妹かつ意地悪なお嬢様を、
当時未だメジャーじゃなかった賀来千賀子が演じる。
(後に、こういう役のほうが
似合っているのにと評判になった)




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# by piyoyonyonyon | 2017-04-10 15:03