インペリアル法

姪に、「学校でインペリアル法って習うの?」と聞いたら、
「何それ?」と逆に質問された。

「インチとかマイルとかヤードとかフィートとか
ポンドなどの単位のことだよ」と言うと、
「センチ・メートルやメートルや
グラムしか習わない」と答えた。

インペリアル法は、
その名の通り大英帝国時代の名残りの単位で、
今はイギリスとアイルランド、
カナダ等のイギリス連邦諸国の一部でしか使われない。
ヤード・ポンド法やイギリス法、アメリカ慣用単位も、
インペリアル法の仲間である。
それに対し、現在の国際基準はメートル法だ。

ところが、夫の話では、
現在55歳以上位のイギリス人は、
学校でインペリアル法しか学ばなかった。
彼らは、1メートルとか1キロと言われても、
今だピンと来ないそうだ。

夫の世代は、メートル法とインペリアルの両方を習ったが、
姪の話だと、今はメートル法しか学校で習わない。
これもまた問題だ。

現在イギリスでは、公共物には、
必ずメートルとインペリアルの両方の単位で
表示することを義務付けているが、
道路標識の距離は例外で、
今だマイルだけで表示されている。

一応、60マイル=約100kmと暗記している。
30マイルなら100kmの半分で約50km、
20マイルなら100kmの1/3で約30km強、
と憶えれば、何とか役に立つ。

とは言え、車でヨーロッパ大陸へ渡ると、
当然道路サインはキロ・メートルで表示されるから、
途端に非常にホ~~~ッとする。

インペリアル法、ほんと腹立つ、止めて欲しい。
計算の苦手な私にとっては、特にキツイ。
今の約55歳以上の世代が死に絶えれば、
イギリスもインペリアル法を完全に廃止して、
メートル法だけに切り替え出来るのだろうが、
その頃には自分も死んでるかもな。
大体、それまでイギリスに粘って残るほうが辛い…。




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by piyoyonyonyon | 2017-04-13 15:08


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