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車内で席を譲る

姉の家から街へ出る際、バスを利用した。
私と夫は、奥の空いている席に別々に座った。
そのうち、どんどん結構混み出した。

そのうち、「微妙な年」の女性が乗って来た。
年の頃は60歳代。もしくは70歳代前半。
髪をきちんと染めた年配の女性で、
こういう人って、本人は若いつもり、
または若くありたいと思っているはずだから、
むやみに席を譲れないんだよなあ…と思った。
そしたら、危惧した通りだった。

その初老の女性は、バス内を一通り見渡して、
自分の座る空いている席がないと分かると、
余程立っているのが辛かったらしく、
奥の床が一段高くなった部分に
ぺたんと座り込んでしまった。

慌てて私は席を立ったが、
初老の女性のすぐ脇に座っていた30歳代の女性も、
同時に席を立ち、譲ろうとした。

ところがその初老の女性は、
「いいです、いいです」と必死に断って、
席に座ろうとはしなかった。
周囲に気を使わせるのは恥かしいと感じる
日本人ならではの反応かも知れないが、
立っていられなくて床に座る位なのに、
「いいです」はないだろ。
そんな人が横の床に座っていられては、
こちらとしても居心地悪くて堪らない。
最終的には、30歳代の女性は席を立ち去り、
ほぼ強制的に席を譲った。

その様子を見ていた、最後部に座っていた
お喋り好きなお婆さん二人が、
「ああ言う時、『いいです』はないわよねえ。
ああ言う(親切を素直に受け取らない)人がいるから、
周囲が席を譲り辛くなっちゃうのよ」と、
初老の女性を非難していた。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-31 15:07

感性

絵を描くのも、物を作るのも、
写真を撮影するにしても、技術や道具より、
感性が一番大事だと言うことを、改めて痛感した。

絵画も手芸も工作も、まずをこれを描きたい、
作りたいと言う閃きや創作意欲がなければ、
何もアクションが始まらない。
とにかく始める気がなければ、
練習し上達することは不可能だ。
撮影も同じで、カメラさえ持っていれば、
誰でも写真が撮れる訳ではない。

義父は、出掛ける際は
必ずキャノンの一眼レフのカメラを持って行くが、
実際写真を撮ることは滅多にない。

ある日、義両親がウィズリー植物園に行く際、
義母が義父に、「私は今日はカメラは持って行かないので
(足腰が悪く杖を使うから不便なのだと思う)、
あなたが撮影して下さいな」とお願いした。
ところが、その美しい庭園でも、
義父は全く写真を撮らなかった。

去り際になって、とても空が美しかったので、
義母は義父に「ほら、あなた、綺麗ですよ。
写真を撮ったらどう?」と勧めた。
しかし義父は「どれが綺麗なんだい?」と聞いたそうな。
義母は呆れ返り、帰宅してから私達に愚痴を話した。
同行した小学生の孫娘(私の姪)でさえ、
「きれーい♪」と喜び走り廻っていたらしいのに。

いつも高価なカメラを持ち歩いてはいるが、
一体どれの写真を撮ったら良いのか
分からないとは、相当トホホだな…。
幸運なことに、私の夫も義妹も、
明らかに義母から感性を受け継いだ。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-29 15:11

繁殖率2

以前スロヴァキアの友達から聞いたことには、
スロヴァキアの人口のうち、
マジャール(ハンガリー)人が三割、
ロマ(ジプシー)が一割、
残りがスロヴァキア人だそうだ。

ところが、現在のスロヴァキア人とハンガリー人が、
子供を一人か二人しか持たないのに対し、
ロマは伝統的に子沢山で、5人以上も珍しくない。
その為スロヴァキアでは、
ロマの人口が急激に増えているらしい。

イギリスでも、移民急増が問題になっているのは、
単に入って来る数が多いだけでない。
人種、民族や宗教に寄っては、今だ子沢山が伝統で、
むやみに(と言うのは、収入や住宅環境を考慮せずに、
勿論イギリスの恵まれた社会保障制度を宛てにして)
子供を多く持つからだそうだ。

元々人口が多い。
または生み増えるスピードが速い。
これは脅威だ。
特に、日本人のように、
元来小さな島国にのみ生息し、
現在は出生率が極端に低く、
言わば絶滅の危機にある国民にとっては、
普通に考えれば、
将来繁殖率の高い移民に、
取って替わられる可能性は高い。

夫の話では(だから確証はないが)、
以前見たドキュメンタリー番組に寄ると、
ネアンデルタール人(旧人)と
後から発生したクロマニョン人(新人)では、
実はネアンデルタール人のほうが賢かった。
しかし、クロマニョン人は無類のせっくす好きで、
子供を産み増やし捲くり、圧倒的に増加した。
結果、クロマニョン人に乗っ取られ、
ネアンデルタール人は絶滅した、
との説があるらしい。
現代人は、そのクロマニョンの子孫か…。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-27 15:10

奇跡のケーキ

バトルの町を訪れた際、
以前入った職人ベーカリーのキッシュが
かなり美味しかったのを思い出して、
今回は何かおやつに甘いものでも調達して…と
期待を膨らませ、同じパン屋に夫婦で入った。

ところが、甘系は、
イギリスで御馴染みの(不味そうな)ケーキしかない。
根本的にイギリス人向けのベーカリーなんだから、
当たり前と言っちゃあそうなんだが。
結局二人揃って惹かれるものが全くなく、
ガッカリして店を去った。

しかし、甘い物モードは納まらず、
夫が運転中に、「帰りにモリソンズに寄って、
ケーキ買って行こうか?」と言い出した。

モリソンズは、イギリス中にある
大手の極普通のチェーン・スーパーマーケット店だ。
ところが、ここの地元支店のお菓子カウンターの、
その場でフィリングを詰めるタルトレットが、
凄く美味しい上に(注:あくまでイギリスのレベルで)、
値段は一個たったの1ポンドと言う、
奇跡的な安さなのだ。

そもそも、生クリームや
フレッシュ・フルーツを使ったケーキ自体が、
イギリスでは珍しい。
普通は、洒落た町にのみ存在する、
フランス菓子店でしか買えない。

後日、ケーキ大好きの義母にも食べさせたら、
「これ、もしフランス菓子店で買ったら、
一個3~4ポンドはするわよ」と、
やはり驚いていた。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-25 15:07

何だかとっても怪しい世界

ロシアの同性愛者と反同性愛者についての
ドキュメンタリー番組が放送されていた。

ロシアでは、宗教(ロシア正教)感から、
同性愛に対する反感・差別・偏見が
非常に根強いらしい。
ソチ五輪で問題になった
ロシアの同性愛宣伝禁止法は、
記憶に新しいところだ。

イギリスからロシアを訪れた男性リポーターの前に、
反同性愛者の代表として、
ヴィクトルと名乗るロシア人青年が現れた。
非常に逞しい体格に、金髪で肌は白く、
分厚い唇だけがやけに赤い。
何故か、ルパシカのようなロシアの民族衣装を着ている。
後から知ったことには、彼は
フォークダンス愛好会に所属しているからだ。
民俗芸能=愛国者、更に反同性愛と言うことで、
バリバリの保守派らしい。

その彼は、まずいきなり公共の広場で
格闘技の練習を始めた。
更に、ナイフを使った護身術の練習を始めた。
その様子は、何故か皮肉なことに
限りなくゲイっぽく見えた。

その後、リポーターと一緒にサウナに行く。
リポーターは、公共の電波の前なので、
ぱんつを履いているが、
ヴィクトルはお構いナシのすっぽんぽん。
そして、サウナを浴びた後、
リポーターの裸体を、冷たい水で濡らした
白樺の枝で、ピシッピシッと叩き始めた。
実はこれは、サウナの後の火照った体を鎮める
当たり前の習慣なのだが、
その様子はゲイにしか見えなかった。

いつも思うのだが、同性愛を
やたら忌み嫌う人って、何だか怪しい…。
一体何を恐れているんだ、
疚しい気持ちでもあるのか?
と疑わずにはいられない。

もし、同性愛を不道徳・不健全だから
けしからんと主張する人が居るのなら、
自らの同性愛嗜好を
堂々とカミングアウトしている人達のほうが、
遥かに健全に見える。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-24 15:04

歌わずにはいられない

夫が高速道路を運転中、
私が助手席で突然
「獲物を屠るイェェェーガァァァー♪」
と歌い出したので、夫爆笑。
だって目の前を、「Jäger」とデッカク書いてある
ドイツのトラックが走っていたんだもんね…。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-23 15:08

ヨーロッパの駅弁事情

体験したことはないけれど、聞くところに寄ると、
日本以外にも、アジアの大抵の国では、
駅弁に近いものが存在するらしい。

例えばインドの駅弁なら、
衛生観念や胃腸の丈夫さを別にすれば、
かなり充実して美味しいそうだ。

中国人は、前菜でもない限り、
冷めた料理を極端に嫌うので、
駅弁もその場で温める仕様。
化学反応で加熱する装置が付いたタイプが人気らしい。
でも最近、車内で爆発した例がある。

アジアには、駅弁に近いものは存在するものの、
日本ほどは発達していないようだ。

では、ヨーロッパで列車で長距離移動する場合、
食事はどうすればよいのか?
一応車内のサンドウィッチ等のワゴン販売は大抵あり、
食堂車も時々残っているらしいが、
イギリスのみならず、
ヨーロッパ共通で高くて不味い。

しかし、パンの美味しい国なら(つまり英国以外)、
事前にパン屋に寄って、
パンを買ってから列車に乗れば良い。
勿論大きな駅なら、構内にパン屋があるはずだ。

ドイツ語圏なら、肉屋に寄るのも手だ。
肉屋には沢山の種類のハムやソーセージがあり、
また大抵パンが用意されているので、
好みのものを指差して、「これのスライスを100g、
ゼンメル(最も一般的な丸パン)に挟んで下さい」と頼めば、
その場で美味しいサンドイッチを作ってくれる。

しかし、その時間がない場合、
駅のキヨスクを利用するしかない。
一昔前は、キヨスクで売っているような
パンは全く期待出来なかったので、
多くの乗客がリンゴやバナナを買っていた。
キヨスクでは、リンゴは一個から、
バナナは一本から買える。
ヨーロッパでは、元々大した包装はしてくれないから、
これならそのままゴロッとバッグに入れても平気だ
(一応リンゴは、良く拭いてから
齧ったほうが良いと思うけど)。
かつては私も、バナナ一本、
ポテトチップスの小さな袋、
ミネラルウォーター一本をキヨスクで買って、
列車に乗り込んだものだ。

ハンガリーの列車では、リンゴの代わりに
パプリカを齧っている人を何度か見掛けた!

ドイツでは、一つの車両が丸ごと
マ★ドナルドと言う列車もあるので、
あの味と質が気にならない人は、それでも良いかも。

今なら、ヨーロッパの駅構内のキヨスクでも、
かなりまともなパンが
買えるようになったのではと思う。
以前ワルシャワ駅で買ったパンとケーキは中々美味しく、
イギリスの普通のパン屋よりレベルが高かった程だ。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-21 15:06

イギリスの鉄道

良く「アメリカの鉄道は使えない」と聞く。
確かに、アメリカでの都市間の移動と言えば、
エアバスか長距離バスしか聞いたことがなく、
映画等に鉄道が登場するのも、
昔を舞台にしたものか、
都市部の電車や地下鉄ばかり。

そして、イギリスの鉄道も、
多分それに匹敵する程使えない。
そもそも運賃が高い。
サービスの質を考えると、
間違い無く世界一高い。

サービスの質とは、
まず遅れることが当たり前なので、
プラットホームには「時刻表上」と
実際の到着時間の二つの時刻が表示される。
しかし遅れるだけなら未だずっとマシで、
しょっちゅう列車がキャンセルされる。
その理由も、例えば土砂崩れで線路が封鎖されたとか、
飛び込み自殺や車との接触事故が起きたと言った、
やむを得ない理由ならまだしも
(それらが頻繁に起こっても困るが)、
秋で落ち葉が多過ぎて滑って走れないとか、
担当運転手がズラかって行方不明とか、
日本ではまず考えられない理由が多い。

そして運賃にしても、
欧州らしく一等、二等料金の区別だけでなく、
ピーク時間料金とオフピーク料金があり、
乗車時間に寄って値段が倍近く異なる。
この時間の設定にしても、
地域や路線に寄って違うらしいので、複雑この上ない。
イギリス人でさえ、面倒臭過ぎて使ってられない!
と匙を投げる程だ。
運賃は、毎年値上がりする。

ほんの十数年前までは、
イギリスの車両自体もひどかった。
まるでインドの列車のように、
座るのが憚られる程&臭って来そうな程汚い
居心地の悪い古い列車が多かった。
そもそも、何故か対面式の座席の間に
乗降口のドアが設置してあり、
とは言え幅は、普通の対面式の座席間と全く変わらないので、
駅に到着する度に、乗り降りする人が通って大変邪魔臭く、
座っていても全く落ち着かなかった。
イギリスの鉄道システム自体が、ヨーロッパでも独特で、
そんな極めて非機能的な車両、
イギリスでしか見たことがない。
今はもう、存在しないことを祈る。

元々日本の鉄道は、イギリスを手本としたそうで、
それ故にプラットホームが、
イギリス同様に一段高い。
(ヨーロッパ大陸では地面レベル)
その為、JR飯田橋駅のように、
列車とホームとの隙間が大きい場合、
転落事故を招いたりと恐ろしい。
しかしイギリスでは、それを上回る、
最早乗車不可能と思われる、
地獄の口のような広過ぎる隙間も珍しくない。
そもそも日本では、少なくとも
列車の乗降口とホームの高さは同じなのに、
何故イギリス人はそれすら作れないのか理解に苦しむ。

また、イギリスの公共の交通機関には、
頭のおかしい危険な乗客が居ることが多いので、
夫は出来るだけ利用したくないと言う。
それを言ったら、日本の都市部の電車にだって、
痴漢やひどい酔っ払い等の迷惑な輩は
幾らでも居ると思うが、
でも日本では、命の危険を感じるようなことまでは
滅多にないだろう?と夫は言う。
とにかく、時間に正確で清潔な
日本やドイツ語圏の鉄道旅行なら大歓迎の夫でも、
イギリスの鉄道は、最後の選択なのだそうだ。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-20 15:11

交通手段の選択

久しぶりに義父の運転の車に乗った時、
かなり判断が遅くなって、
運転が危なくなって来たな~と、
否応なしに私も夫も実感した。
もうすぐ、運転免許を返上しなくては
ならないかも知れない。

義母も車を運転するが、
元々高速道路が好きでないし、
ともかく両人とも、長距離を運転するのは
年齢的にもう無理のようだ。

となると、国内で旅行する際には、
パックツアーにでも申し込むしかないのだが、
義母は団体旅行が嫌い。
そういう訳で、義両親はもう旅行に
出られないだろうと、夫は言う。

「いやちょっと待ってよ。
何故列車で出掛けられないの?
年金者運賃だから、そんなに高くないはずだし、
うちの両親は、勿論自家用車の旅行も好きだけど、
鉄道旅行もしょっちゅう楽しんでいるよ」と言ったら、
イギリスの鉄道は全くの役立たずで、
まずそれは考えられない手段らしい。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-18 15:08

心の篭り過ぎたプレゼント

夫へのプレゼントを包装していた時、
突然ひどく咳き込んで、急に吐いてしまった。
プレゼントは衣料。
しかもコーヒーを飲んだ直後。
…人生がイヤになった。
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by piyoyonyonyon | 2015-05-16 15:03