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形あるものはいつか壊れる

夫が夜間の水分補給の為に
毎晩ベッド脇に置いていた、
マトリョーシカ型の水差しを、
先日誤って台所で壊してしまった。

元々非常にヤワな薄いガラス製だったらしく、
床に落とした訳でもなく、
調理台でちょっと倒れただけなのに、
見事に真っ二つに割れた。
チャリティショップで安く買ったとは言え、
中々見掛けない小さなサイズの、便利な水差しだったので、
愛用していた夫もがっかりしていた。

(が、その後全く同じものをフリマで入手)

その数日後、わざわざ日本から持って来て、
気に入って20年近く愛用していた、
Swimmersのコップを割ってしまった。
こちらは、丈夫なことで有名な、
フランスのデュラレックスの業務用グラスに、
可愛いプリントがしてあるもので、
普段は床に落としたって簡単に割れるものではないが、
手前に蛇口があるのを配慮せず、
力いっぱいガツーンとぶつけてしまった。
(こういう距離が読めない失敗を良くする。
絶対車を運転してはいけないタイプ)

デュラレックスの耐熱強化ガラスだから、
熱い飲み物を入れても平気で、重宝していたのに…。
こちらも元々安物とは言え、
Swimmersでは、現在この大きなサイズの
デュラレックス+オリジナル・プリントの
グラスは製造販売しておらず、
おまけに、日本ではこれ程
普通に売られているデュラレックス製品が、
フランスのすぐ隣なのに、
イギリスでは全く見掛けない。

またフランスに行く機会があったら、
デュラレックスのグラスを買いたいが、
今は、例の移民問題で、
ドーヴァー海峡に近付くことさえ出来ない。

しかし、強化ガラスは割れると、
普通はドエライ惨事になるらしいので、
その点は不幸中の幸いだったのかも知れない。

私と同じ時期、義母は、
長年愛用していた「ヌータヤルヴィ」の
ガラス製ピッチャーを壊してしまった。
「フローラ」と言うデザイン名の、
正真正銘の北欧ビンテージ品だった(色はグレイ)。

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結婚祝いに親戚から貰ったもので、
かれこれ半世紀愛用して来たものだから、
義母のショックは相当大きかった。
独特の凄く素敵なデザインで、
夫にとっても幼少の頃からの馴染み深い存在だったので、
「ええっ、あれを割っちゃったのかい?」と残念がっていた。

現在イッタラから、
その「フローラ」の復刻版も出ているようだが、
あんな大きな割れ物を、
フィンランド(今月義母は一時帰国した)から
買って帰る気力はもうないらしい。

もっとも私の母は、「形あるものはいつか壊れる」
「お母さんみたいな人がいないと、
瀬戸物屋さんが儲からない」と言って憚らず、
日課のように食器を壊すので、実家には、
私が子供の頃から馴染みの食器なんて存在しない。
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by piyoyonyonyon | 2015-08-31 15:02

呪いの人形

「日出処の天子」の厩戸王子人形なんて、
怖過ぎて「私の人形は良い人形」
(注:山岸涼子の凄く怖い漫画)みたいだろ、
と突っ込まれた。
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by piyoyonyonyon | 2015-08-29 15:10

漫画の登場人物を実現

木原敏江の漫画「摩利と新吾」の
主人公の片割れ摩利は、
映画「ベニスに死す」に登場する、
伝説の美少年タッジオを演じる
ビョルン・アンドレセンをモデルにしているそうだ。
(この役者さん、ヴィスコンティ・マジックで、
本当にこの映画の中でだけ凄く美しく見える)

一方、もう一人の主人公新吾を、もし原物化したら、
絶対モックン(本木雅弘)みたいだろうと
姉は言って憚らなかった。
(注:もう30年位昔の話)

ええ~、ビョルン・アンドレセンと
ジャニーズの組み合わせかよ?と思っていたが
(シブがき隊は結構好きだったけど)、
そのうちNHKで、夏目漱石の
「ぼっちゃん」のドラマ化が放送され、
モックンが主役で袴姿で登場したのを見て、
「ほらっ、お姉ちゃまの言った通りでしょ?」
と自信たっぷり&得意満面だった。
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by piyoyonyonyon | 2015-08-28 15:08

着せ替え人形天国

「りからいず」とは、
リカちゃん人形を製造販売しているタカラトミー社で、
そのスキルを生かし、アニメのキャラクターを
着せ替え人形化するプロジェクト。

ほとんど同じ素材だけで表現されるフィギュアと違い、
本体はソフトビニール、髪はナイロン製の植毛、
そして衣服は布製で縫製されたもの。
着せ替えだから、服や靴、小物等は着脱出来る。

アニメ・キャラクターを着せ替え人形化した商品は、
かなり昔から出ているが、
日本では漫画顔がメインの着せ替え人形と言えど、
アニメ・キャラの立体化は、相当難しかったようだ。
特にアニメの場合、再現しずらい髪型が多いかも。

以前販売されていた、
ホビーの「キャンディ❤キャンディ」人形や、
バンダイの「セーラームーン」人形はひどかった。
(キャラ人気で売れたようだが)
タカラで製造した「小公女セーラ」人形も、
似ても似つかぬものだった。

それらは、あくまで大量生産の子供用玩具だったから、
設定価格も生産コストも限界があったが、
「りからいず」は大人のファン&マニア向けなので、
完成度が一段と上がり、凝り具合も中々凄い。
その割に、値段は割と手頃。
基本的に、予約受注販売。

顔の鋳型は、キャラクターに合わせて
その都度変えているようだが、
ボディはあくまでリカちゃんサイズだから、
等身がそのイメージに合わなくてはならない。
なのでいつもローティーン位の少女キャラが選ばれ、
成熟した大人のキャラではそぐわない。

今まで「りからいず」では、
「魔法少女まどか☆マギカ」
「カードキャプターさくら」
「魔法の天使クリィミーマミ」
「怪盗セイント・テール」
を発表して来た。

凄~く大人気作品と言うよりは、
ちょっとナナメ行くセレクトが面白い。

そのアニメ自体には興味はなくとも、
どれもファッション・ドール好きとしては、
中々そそられる出来栄えだった。

次は、「ときめきトゥナイト」辺りかなと思っていたら、
日本アニメーション40周年記念で「赤毛のアン」
(しかもマシューからプレゼントの
茶色いパフ・スリーブ・ドレスの着替え付きじゃ)と、
「きんぎょ注意報!」だそうだ。

ちなみに、「初音ミク・リカちゃん」は、
「りからいず」ではなく、
ミクのコスプレをしたリカちゃん人形。
顔も体付きもリカのままで、ミクには似せていない。

一方、同じくタカラトミー社で出している
「ロマンティック・ドール」シリーズは、
少女漫画のキャラクターを着せ替え人形化したもの。
ファッション・ドール「ジェニー」のボディ・サイズなので、
大人の女性キャラをモデルとして選んでいる。
値段も「りからいず」より高く、
もう少し上の年齢層をターゲットとしているようだ。
(おばはんホイホイ)

第一弾は、「ベルばら」のオスカル様だった。
軍服姿で、室内着の着替えが付属している(バイオリン付き)。

第二段は、「はいからさんが通る」の紅緒さん。
現在受注が終わって、この秋に発売されるそうだが、
漫画前半の袴姿の女学生スタイル(竹刀付き)と、
後半出版社で働く、断髪洋装の二種類が用意されている凝り様。

昔の少女漫画の瞳は細かく描かれ、
概ねアニメより再現度が難しいので、
オリジナルに似ているかどうかはともかく、
どちらも小物類まで細かく拘っていて、
着せ替え人形好きのツボは押さえらている。

次にロマンティック・ドールで登場するのは、
「ガラスの仮面」のマヤと亜弓さん、
「エースをねらえ!」のひろみとお蝶夫人は、
少女漫画としてはずせないキャラだろ、
と勝手に睨んでいる。

個人的希望…、「日出処の天子」と
「摩利と新吾」。ぼそっ。
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by piyoyonyonyon | 2015-08-27 03:55

命懸けの不倫

世界最大級の、既婚者達の為の出会い系サイト、
すなわち不倫サイトの会員情報がハッキングされ、
ハッカーから、ただちにサイトを閉鎖しないと、
その情報を公にすると脅されている。

このサイトのトップ・ページには、
「命短し、不倫せよ」とのキャッチ・コピーがあるのだが、
本当に寿命を縮めそうな人達がいる。
サウジアラビア人の会員だ。
何千人と登録しているらしい。

何でも、女性の車の運転さえ
認めないサウジアラビアでは、
不倫は法律で固く禁じられていて、
女は勿論、男でも死刑に値する重罪だそうだ。

…ん? イスラム教は一夫多妻制で、
第二夫人、第三夫人、第四夫人はOKでも
(四人まで認められている)、
愛人は一人も駄目なのか。
私は、一瞬頭が非常に混乱した。

日本では、妾を俗に「二号さん」と呼ぶが、
当然法的に第二夫人な訳ではない(そんな法律ないし)。

元々戦争で男の多くが戦死し、
全体的に女性の割合が高くなり、その解決策として、
彼女達(とその子供達)を、男性が責任を持って
養う為に生まれたらしい一夫多妻制だが、
イスラム教では、法的に結婚していない限り、
肉体関係を持つことはタブーなのだそうだ。
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by piyoyonyonyon | 2015-08-25 15:05

悪夢のテーマパーク

世界的に有名なグラフティの覆面アーティスト、
Banksy バンクシーが手掛けた、
「Dismaland ディズマランド」と言うテーマパークが、
イギリスのブリストル近くに期間限定でオープンし、
仏恥義理(死語)話題をさらっている。


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名前から察しが付くように、
米国生まれの某人気テーマパークをおちょくっている。
焼け焦げ朽ち果てた、どっかで見たことあるお城、
見ると船酔いしそうな気持ち悪い(赤毛の)人魚姫、
馬車が横転し事故死したシンデレラ
(それを大勢のパパラッチが囲み、
ダイアナ妃の死を揶揄っている)等、
コンセプトは「失望の国」だ。

何せガッカリの国なので、
ミッ★ーマウス帽を被った会場スタッフも、
皆不幸そうに働いている。

もしこれがバチモン共和国・中国だったら、
「またか」程度で終わってしまうところだが、
イギリスでしか表現出来ない
毒気と陰鬱さに溢れているらしい。

勿論、バンクシー本人を始め、
50人以上の様々なアーティストに寄る
「見ると気が滅入る」作品も展示してある。

元々海水浴場施設か何かの
廃墟を利用して建てられたので、
全体的な殺伐とした荒廃感も半端ネェ。

ネットでのチケット予約は、
余りの人気集中でクラッシュした程だが、
「ガッカリ」のコンセプト通りだから、
誰も怒ったりしなかったそうだ。

イギリスとしては、破格に入場料が安い。
本家の某夢の国から苦情・抗議が来て
閉鎖される前に、見に行きたいが、
人気過ぎて無理そう。
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by piyoyonyonyon | 2015-08-24 15:03

最早難民ではない

現在、カレーの不法移民達の毎日2000人近くが、
フランス側のユーロ・トンネル入り口に侵入し、
国境を越えようと企てては検挙されている。
勿論この2000人は述べ数で、
検挙と言っても阻止されるだけ。
当然単に追い返されれば、性懲りもなく、
再び次の日にユーロ・トンネルに忍び込む。
犯罪を犯している自覚や罪悪感はまるでない。
イギリスへ渡ると言う目的が達成されるまで、
彼らは何度でも繰り返すだろう。

イギリス政府は、その件に関して、
フランスに資金援助することと、
英国警察官を派遣することを申し出た。
実際その移民達を取り締まる為に、
毎日莫大な金が消えて行く。
ドーヴァー海峡を利用する輸送業者達の、
被害額と苦労も半端ない。
そしてフランスの警察は、
難民が自国を去ってくれたほうが有り難いので、
大して熱心に取り締まっていない。

更に、カレーの移民達は抗議活動まで起こし、
「国境を開けろ! イギリスに行かせろ!」と訴える。
パスポートもなく、旅費すらない彼らを、
一体誰が脅されて国へ通すと言うのか。
抗議される筋合いは全くない。

一方、トルコに近いギリシャの島では、
不法入国した大量の難民達が、
EUに住む許可の書類をよこせと、暴動を起こしている。

ギリシャのマケドニア国境でも、
例のウォール・ハンガリーの完成の前に、
ハンガリーに入国せねばと焦る
何百人と言う難民が押し寄せ、暴動を起こしている。

どちらも、最早軍隊を出動させねば
納まらない規模&荒れ振りだ。

難民達の言い分はこうだ。
「だってヨーロッパは俺らの天国だから(住ませろ)」
「わざわざ遠くから命を掛けてやって来たのに」
「イギリスに住んで、ちゃんとした家を持つのが僕の夢。
一体誰が僕の夢を叶えてくれるの?」
「私達の人権は何処に?」
「ヨーロッパ人は金持ちで親切で、
行けば我々を助けてくれると信じていたのに、
実際にはそうではなかった。ひどい」。
「私達はこんなに可哀想なのよ。
なのにどうして私達を嫌うの?」

---まったくもって、身勝手で支離滅裂で迷惑な理由だ。
暴動を起こしておいて、嫌うなと言われてもホント難しい。
こんなに手に負えない人達を、
誰が喜んで入国させるだろうか?

宗教や国民性や育った環境等に寄る、
根本的な考え方の違いもあるのだろうが、
きっと極限に立たされた人は、
こういう妄想でも持っていないと、
生きて行けないのに違いない。

友達は、これら不法移民を「侵略者」と呼び憤る。
人の土地に勝手に入って来て、
または善意で保護して連れて来たのに、
更にタダで権利や金や家をよこせと
騒いで暴れて平穏を乱しているのだから、
最早強盗やテロリストに近い。
実際場所に寄っては、
農作物が盗まれる等の、被害も甚大らしい。

先日スロヴァキア政府は、「キリスト教徒、
及び非イスラム教徒の難民のみ受け付ける」と発表した。
当然これは他のEU諸国から非難を浴びているが、
スロヴァキア側の言い分は、
「我が国にはモスクが少ないから、
イスラム教徒には居心地悪かろう」
「国内で反イスラム意識が高まっているので、
イスラム教徒の安全の為」で、
決して差別ではないと主張している。
事実だろうし、上手い言い訳だ。
恐らくこれに憤る国々も、
「うちだって本当はそうしたいよ!」と思っているのに違いない。

その一方で、欧州内でのイスラム過激派に寄るテロも後を絶たず、
欧州から中近東の武装団に加わる為に
密出国するイスラム教徒も後を絶たないのだから、
彼らに対する不信感が募るのは、やむを得ない現象と言える。
これらは欧州に住むイスラム教徒の極一部なのだが、
強烈な印象を与えるのには十分だ。

どうしてヨーロッパが、こんなに巻き込まれなければならないのか。
本当に、イスラム過激派達が、
それを目的に哀れな難民を作り出し、
出来るだけヨーロッパに送り込んでいるのでは?
と疑わざるを得ない。

余りに難民が多く過ぎて、問題が深刻なので、
ヨーロッパ全体が取締りをどんどん強化している為、
返って更に多くの難民達が、
「今のうちに」と焦って押し寄せて来る悪循環だ。
昨日も、3000人の船上の難民が、
SOSサインを出して地中海で保護された。

住む場所を失い、命からがらに逃げて来て、
心底可哀相な人達だが、
同時に凄く憎たらしい。
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by piyoyonyonyon | 2015-08-23 15:08

日本に関する無用の知識

ロチェスターの生地屋さんに入った時、
夫は日本製の東京地図柄の布を見付けた。

浅草の部分を見て、
雷門やスカイツリーは記載されているのに、
「あ、う★こビルがない!」と
文句を言った(念の為日本語で)。

外人に、変な知識を植え付けちゃった…。
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by piyoyonyonyon | 2015-08-22 15:07

名のない墓

随分昔、日本の報道番組で見た話。
戦時中、秘密兵器工場で、
開発中に誤って爆破か薬品を被って、
二人の若い兵隊が亡くなった。

しかし、何せ極秘工場な上
(相当ヤバイものを製造していたのだろう)、
事故死は不名誉なこととして、
遺族には戦地で名誉の戦死を遂げたと伝えられた。

事故死した兵士の遺体は、
工場近くに埋められ、俗名のない墓碑が建てられた。
その事実を知っているのは、軍関係者の一部と、
恐らく埋葬に関わった僅かな地元民だけ。

終戦後、当然工場は撤去されたが、墓石は残った。
年月は経ち、軍の施設があったことさえ忘れ去られても、
地元の一人の老婦人だけは、
その不自然な場所にポツンとある、
該当者不明の墓参りを欠かさず続けた。
20年位前のニュースなので、その女性も、
今はもう居ないかも知れない。

原爆、空襲、南方の激戦地など、
良く知られた、地獄に例えられる場所で
亡くなった犠牲者達も勿論悲惨だが、
人知れず軍国主義の犠牲となり、
今だ家族にすらその事実を知らされない、
そんな人達も存在したのだ。
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by piyoyonyonyon | 2015-08-20 15:07

どの面下げて

広島と長崎の原爆投下70周年記念の追悼式典は、
イギリスでもトップ・ニュース位で報道された。

勿論、出席した総理大臣閣下も放送され、
安保問題についても少し説明があったが、
この人この顔、平和を祈る式典に、
最早すっごくそぐわないね。
…今回、帰れコールはなかったの?
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by piyoyonyonyon | 2015-08-19 15:20