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蛇の道は蛇

現在イギリスの都市部で、
スクーターに寄る犯罪が急増している。
ひったくり然り。強酸攻撃も原チャリだ。

パトカーでは、都市部の入り組んだ
複雑な道路では小回りが利かなくて、
太刀打ち出来ないからだ、と夫は憤る。
驚くことに、イギリスの警察は、
バイクには乗らないらしい
(馬には乗っているけどな)。

そりゃ、警察はバイクに乗るべきだ。
そこで、日本の白バイには、
族上がりが多いと言う噂を夫にした。
彼等の走る技術は確実だし、バイクにも詳しく、
いざと言う時(勿論事件発生時)は、
好きなだけ飛ばして良いよ~とスカウトすると、
結構喜んで引き受けるらしい。

事実かどうかは知らないが、
イギリスの犯罪者には、
本当にそれ位じゃないと駄目だろう。




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by piyoyonyonyon | 2017-09-30 15:03

宅配ピザは命懸けの味

イギリスの宅配ピザの配達員は、
必ずと言って良い程
仮免(教習中)の原動機付自動二輪に乗っている。
ピザの配達員になると、強制的、
または自動的に原チャリの免許習得が出来るからで、
それを目的に配達員を希望する若者も多い。
(注:イギリスでは申請するのと同時に仮免が出る)

しかし、当然初心者の恐れ知らずの運転の為、
交通に混乱を来たす非常に危険な運転が多い。
夫は、原チャリに乗ったピザ配達員が、
自分の運転する車の脇を
無謀に危なっかしく通り過ぎる度に、
「何処か別の場所で死ね!」とか言っている。

ところが、先日ロンドンの義母の家へ行く途中、
頭のヘルメットにカメラを搭載したピザ配達員を見た。
最近のニュースに寄ると、
原チャリを盗む為に(主に犯罪に使う目的で)、
または売上金を盗む為に、
またはピザそのものを盗む為に、
ピザ配達員を襲う犯罪が、
ロンドンを中心に多発しているかららしい。

実際ピザを盗む目的で、
配達員が殺害された例もある。
たかだか10ポンド程度のピザで、
殺されては溜まらんのう…。




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by piyoyonyonyon | 2017-09-28 15:07

ロコツ

ある日、地元のチャリティショップへ行ったら、
すぐに店内が何やら臭いの気付いた。

チャリティショップでは、
スタッフの昼食直後だったりすると、
サンドウィッチのサラミなんかが
強烈に匂っていることもある。
幾らボランティアでも、
接客業で店内にそんな匂いを充満させるのは…
なんて考えないのがイギリスだ。

そう思っている矢先、
店で他に買い物をしているおばーさん二人が、
「ここ何か臭うわない?」と早速会話を始めた。
「え?どんな臭い?」ともう一人のおばーさんが聞くと、
「そうねえ、う★こみたいな臭いよ!」
………そこまでは臭くはなかったと思う(涙)。




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by piyoyonyonyon | 2017-09-26 15:07

デュラレックスのグラス

耐熱強化ガラスで丈夫で、
値段も手頃で見た目も全く悪くなく、
その上スタッキングも出来、
おまけにあちこちで簡単に手に入る、
フランスの業務用ガラス器「デュラレックス」。
日本の雑貨好きで、この名前を
聞いたことの無い人は、最早いないだろう。
姉の家では何種類ものデュラレックスの
グラスを長年愛用しているし、
尚且つ私も、東京に住んでいた時は、
幾つか愛用していた。

しかし、イギリスに移住する際、
全ては持って来ることが出来なかった。
何せ、ガラスが相当分厚く結構重い。
まあ安いし、イギリスで買えばいいやと思っていた。

が、イギリスで売っていない!
フランスはすぐ隣の国だと言うのに、
こんなに便利で素敵なのに、
イギリスではとんと見掛けない。
嗚呼、こんな部分でも、
イギリスは日本よりフランスから(感覚的に)遠い…。

小さいデュラレックスのグラス(多分130cc)を
義母が四つ持っているのにある日気付き、
「え?これ何処で買えるの?」
と思わず聞いてしまった。
すると「それわね。フランスに
旅行した際に買ったのよ~」との答えが。
…はい、そりゃー…、そうですよね。

ところが、最近ルイスのお洒落なキッチン用品店で、
デュラレックスを取り扱っているのを発見。
値段も、日本と大差なさそうだ。
デュラレックスの代表的な形の
「ピカルディ」の500ccのタンブラーは、
アイス・コーヒー&アイス・ティーを
直接淹れて氷と一緒に作れるから、
暑い季節にとても重宝するのだよ。

ところで、このデュラレックスのグラス類、
今では割と珍しい全面物理強化ガラスと言う事で、
たまに爆発することがあるらしい。
ネットで検索すると、実際被害に遭った方々の
体験談を何件も読むことが出来る。
姉の家では、当然未だ爆発したことはないが…。
念の為、他のガラス製品や割れ物とは、
離して収納することにした。





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by piyoyonyonyon | 2017-09-24 15:08

世の中発達障害だらけ

実家に帰った時、ふと義妹に
「そう言えば(姉の同級生だった)○○さんに
久々に会ったよ」と話したら、
「実はあそこの息子さんは、
二人ともASD(自閉症スペクトラム障害)で、
その内一人は不登校なんです~」とのことだった。

○○さんが昔ASDっぽかった記憶はないのだが、
御子さん達がそうだとしたら、
結婚した旦那さんがASDだと言う事か。
発達障害が先天性なのは疑いようがなく、
遺伝することも良く言われているが、
子供に二人揃ってその兆候が出ているとは、
やはり優性遺伝なんだろうか。

ある日姪が友達を一人連れて来たが、
挨拶もしない反応のはっきりしない子だった。
後で義妹から聞いたところでは、
その子も多分ASDじゃないかと
義妹は疑っているらしい。
現にその子の御両親も風変わりでASDっぽく、
義妹自身も話すのが特に得意ではない為、
会うとなると会話するのが結構大変だと言っていた。

その他にも、姪と同い年の近所の双子も、
判明はしていないが発達障害っぽいと言っていた。

また、義妹の話に寄ると、
甥と姪の通う小学校の、
6年生の一クラスの1/3か1/4がASDで、
しかも担任教師までASDであることが判明した。

そんなにASDが多いのなら、
ASDが特別じゃなくて返って理解し易いじゃん、
と思うところだが、どんなに多くとも、
理解し難く予想不可能、
全くまとまらないのがASDで、授業にならず、
授業中に刃物が宙を飛んだとまで噂されたそうだ。
結局、担任を配置換え(左遷?)することで、
一応落ち着いたらしい。

田舎ですらこんなに多いなんて、
やっぱりASDは優性遺伝で
増加する一方なのだろうか?
現在ASDの数は、1000人に一人とも、
1.5%前後とも6.5%以上とも言われているが、
色々周囲の話を聞いていると(日本でもイギリスでも)、
実際には10人に一人以上のように感じる。

ASDの強さや症状はそれぞれだし、
個性に寄っても出方が違う。
ASDとははっきり判断つきにくい、
「グレイ・ゾーン」も多く存在する。
ADHDとASDが併症していることも多い。
本人に自覚がなく発症している場合もあるし、
親がガンとして受け入れられず、検査しない場合もある。

また、ASDは圧倒的に男性に多く発症し、
男児のASDは女児の5倍と言われているが、
これは女児が元々男児より
言語能力や社会性が発達している為、
単にASDの特徴が現れにくく、
実はグレイ・ゾーンを含めると、
女児のASDは、発表されている数字より、
ずっと多いとも言われている。

義妹がこんなにASDに敏感なのも、
子供達(甥と姪)が二人ともASDで、
自身もASDじゃないかと疑っているからだ。
子供達が幼少の頃は、その特徴が顕著で、
特に姪のASDの症状は強く、
姪の異様に大きな泣き声の為に
引越しを余儀なくされたりと、
弟夫婦は相当子育てに苦労した。

しかし、幼少の頃からの対処の甲斐があってか、
今では二人とも社会性に困難があるようには全く見えない。
つまり、健常児と全く変わらない。
甥のほうは、友達付き合いが多少苦手なだけだ。
特に、イギリスの甘やかされて自立心がなく、
手に負えない子供達を見慣れた私達夫婦にとっては、
年の割に結構自分で何でもこなせる甥と姪は、
何処に障害があるの?とさえ思える。

返って、姪の連れて来た、
ASDとは判明していない友達のほうが、
確かに余程ASDっぽい。




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by piyoyonyonyon | 2017-09-23 15:05

シュニッツェル体操

ウィーナー・シュニッツェルを作る際、
肉を肉叩きで薄~く叩き
伸ばさなくてはならないので、
相当激しい騒音が出る。

ある日、夫が会社から帰って来たら、
道路まで私の肉を叩く音が
響いていたと、驚いて笑っていた。

御近所では、どうして時々うちが
夕方からDIYを始めるのかと、
不思議に思っているだろう…。

この肉叩きには、体力も相当使うので、
ほとんど運動に近い。
当然病気等で弱っている日や、
疲れている日には作りたくない。



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by piyoyonyonyon | 2017-09-21 15:07

異類婚姻譚

日本の民話で定番な話と言える一つが、
「鶴女房」や「狐女房」などの異種結婚物だ。

こういう話は、大抵貧しくて嫁の来てがない男の元へ、
ある日突然絶世の美女が現れて、
「どうか私を妻にして下さい」と
都合良く女の方からコクってくれるのだが、
昔も今も、それが日本の男の願望なんだろうか…。

これらの異種女房には、
人間の姿をしていても実は動物と言う設定の他に、
天女や妖怪など異界出身者も含まれる。

そんな異種結婚物の中でも異質で、
私のお気に入りな日本の民話が「タニシ長者」。
何せ、異種と言っても
哺乳類や鳥類より、数段原始的な貝類だ。
それに、人外なのが、嫁ではなく
婿だと言う設定が少数派だ。
しかも、婿殿が(小さいだけに)行方不明となり、
カラスに捕食される危機に遭遇する、
中々スリリングな昔話である。

実は異種婿の話は、
親が勝手に自分の娘の結婚を異種生物と
約束(何かの難題解決と条件に)してしまった
人身御供的な物が多い。
娘は、嫌々ながら、または仕方なく人外に嫁ぐ、
最初から困難婚の設定が多い。
それに対し、美女がいきなり家にやって来て求婚する、
夫側には断る理由が全くなく、
願ったり適ったりの好調スタートの、
多くの異種嫁物話とは大きく異なる。

「タニシ長者」の場合、
最終的に嫁の真実の愛が、
タニシ婿を人間の立派な若者に変え、
商売も繁盛してめでたしめでたしと言う結末は、
どちらかと言えば西洋の
「カエルの王様」や「美女と野獣」に共通する。



〈異種婿物セオリー〉
①異種婿(多くが人間から姿を変えられた)と無理矢理結婚
②真実の愛が芽生え、婿が人間の姿に戻り
  (しかも大抵イケメンで上流階級)ハッピーエンド
②´または、一生愛が芽生えず、異種婿(元々怪物)からめでたく脱出成功

〈異種嫁物セオリー〉
①困っている(怪我した)生物を助ける
②異種嫁(人間に姿を変えた。しかも必ず美女)が現れ順調結婚
③しかし、決して○○は見ないで、しないで等の条件が出される
④結婚が、富や幸福をもたらす
⑤約束が破られ、嫁の正体がバレて破局・別離




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by piyoyonyonyon | 2017-09-18 15:07

擬人化の伝統

艦隊に刀剣に都道府県に仏像に…と
現在日本の何でも擬人化が凄まじい。

とは言え、これは何も今に始まったことではない。
日本人は、昔から何でも擬人化するのには
抵抗がなく、土台文化があり、
つまり伝統的に一種の独特な才能があった。

例えば、誰でも知っている昔話「さるかに合戦」。
基本的には日本人が大好きな仇討ち物だが、
哺乳類の中でも特に知能の高い霊長類と、
甲殻類が本気で戦う発想が結構異例。

この蟹の親の敵討ちに加勢する一人が、
「臼どん」って器物擬人化も既に凄いんだけど、
「牛の糞どん」がその遥か上を行く。
家畜の排泄物を擬人化するのは、
恐らく世界中に中々例を見ないのではないか。




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by piyoyonyonyon | 2017-09-17 15:10

スコティッシュフォールドの受難

日本は今でも、犬や猫等のペットは、
子供のうちから飼い始めるのが普通で、
既に大人になっている保護犬や
保護猫を引き取る習慣は、
イギリスに比べるとまだまだ浸透しない。

日本では、犬や猫の種類には、
顕著に流行り廃りがあり、
流行中の血統書付きの犬種や猫種は、
ペットショップやブリーダーで高値で取引される。

しかし、特定の犬猫の種類が
一度ブームになると、悪質なブリーダーは、
無理に仔犬や仔猫を増やそうとし、
結果として障害や問題のある子が生まれ易い。
母親に負担が掛かり過ぎることもある。
ブームが去った後の運命も悲惨だ。
悪質じゃなくとも、時に売り物にならない
不出来な子が生まれる場合は避けようがなく、
動物愛護の先進国イギリスであっても、
処分されるのが当たり前である。

イギリスでは、ペットショップで
仔犬・仔猫を販売することは、
今ではほとんど無くなった。
未だ免疫の完全でない小さ過ぎる頃から
母親と引き離されたり、
売れ残って成長し過ぎると処分されたり、
店舗の劣悪な環境に置かれることも多いからだ。

もう犬猫種の流行に乗るの、止めましょうよ。
雑種は丈夫で可愛いですよ。
例え成犬・成猫でも、愛情を沢山注げば、
子供の時から育てたのと全く変わらない程、
掛け替えのない家族になりますよ。

今日本で、猫の一番人気は、
スコティッシュフォールドと聞く。
垂れ耳が特徴の、愛嬌のある可愛い猫種だ。
しかしこれは、突然変異の
耳の軟骨異常を固定化した猫で、
すなわち遺伝子疾患の為、
遺伝性骨形成異常症や
内臓の奇形等の病気に掛かり易い。
特に、四肢の関節に、
「骨瘤」と言う骨のコブが出来易いらしい。

その他にも、犬猫の血統種には、
突然変異を人間の都合や物珍しさで、
強引に固定化したものが少なくない。

例えば、愛玩犬の多くは、
人間の勝手な都合で寄り小さな体に固定された。
しかし胎児までは操作出来ず、
本来の大きさのままなので、
愛玩犬の出産は、危険を伴う難産らしい。
古来から日本では、犬は安産の象徴だったと言うのに。

スコティッシュフォールドの件は、
例え自分が猫好きじゃなかったとしても、
聞き捨てならない。心が締め付けられる、辛い話だ。
私も、以前は垂れ耳の奇形、
すなわち人間スコティッシュフォールドだったから。

なので、これからスコティッシュフォールドを
飼おうとしている人は、病気に細心の注意を払い、
尚且つ覚悟しなければならない。
既に飼っている人は仕方ないとしても、
これからスコティッシュフォールドを
選ぼうと思っている人は、出来れば諦めて欲しいと願う。
スコティッシュフォールドを欲しがる人が
世の中に多ければ多い程、
障害のある仔猫の生まれる確率が、寄り高い訳だから。




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by piyoyonyonyon | 2017-09-15 15:06

キョドー君

夫が子供の頃、「イーグル・アイズ」と言う名の
特別仕様のアクション・マンが
販売されていたらしい。

イーグル・アイズは、
「(獲物を狙う鋭い)ワシの目=炯眼」の意味で、
その名の通り、頭の後ろのレバーを使って、
目を左右に動かすことが出来る仕組みの、
目付きの鋭いクールなアクション・マン
…のはずだった。

が、ギミックが稚拙だったのか、
造形が不出来だったのか、子供心にも
不審者にしか見えなかったそうだ。




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by piyoyonyonyon | 2017-09-14 15:07