Deplorableな国

①White trash ホワイト・トラッシュ
②Hillbilly ヒルビリー
③Redneck レッドネック
これらは、トランプ大統領誕生には、
不可欠な単語だそうだ。
全て、特定的な種類の人々を指す蔑称であり、
トランプ支持者の大多数を占める。

実際アメリカに住んでいる人達に言わせると、
上記の人々を知らずしてトランプを語るなかれ
(特に日本のマスコミは)と言うことらしい。

既成政治を嫌うのは分かる。
行き過ぎたグローバリズムに不満なのも理解出来る。
後から来る人達に脅威を感じるのも分からなくもない。
だとしても、何故あんなひどいジジイを
寄りによって大統領に選んじゃったのか、
このままじゃどうにも気持ちワルイままなので、
私なりに少し調べてみた。

と言っても、アメリカに住んでいる訳じゃなし、
勿論会ったこともないし、例え会ったとしても、
簡単に理解出来るはずはないのだが、
少なくとも、日本に住んでいた時よりは多少は想像出来る。
何故なら、ホワイト・トラッシュなら
イギリスにも居るからだ。
(英語圏には必ず居るものらしい)

①ホワイト・トラッシュとは、
「白いゴミ」とか「カス」とか「クズ」と言う意味で、
貧しく意識の低い、社会の底辺に居る
負け組み白人達のことである。
アメリカでは、時にプア・ホワイト(貧しい白人)
とも呼ばれるらしい。

②と③は、アメリカ独特の単語。
②のヒルビリーは、米国東部を南北に走る
アパラチア山脈周辺に住む、
貧しく無教養で保守的な白人。

③は、特にアメリカ南部の
貧しく無教養で保守的な白人。
主に屋外の肉体労働者で、
白人だから、日焼けすると褐色にならず
赤焼けするので、この名が付いた。
(因みにこういう人は皮膚癌発症率が高い)
夫に寄れば、その昔黒人奴隷を農場等で
こき使っていたような白人達と
解釈しているイギリス人が多いようだが、
それは多分間違いで、典型的なレッドネックは、
元から小作人の貧しい家庭出身らしい。
とは言え、土地柄伝統的に、
特に黒人に対する差別意識が強い。

②と③には、粗野な田舎者と言う要素が加わっただけで、
結局どれも①ホワイト・トラッシュに当てはまる。
ドナルド・トランプは、こういう人達から
熱烈な支持を受けて大統領選を勝ち抜いた。

ステレオ・タイプ的なホワイト・トラッシュの特長は、
●収入が低い
●学歴が低い
●移民、有色人種を蔑む
●LGBT等の性的少数者が嫌い(病気だと思っている)
●男尊女卑が根強い
●バリバリの保守派で、極端に視野が狭い
●根っからの共和党派
●原理主義と言える程頑なキリスト教徒
●政治や理論等の難しい話が(理解出来ないから)嫌い
●地球温暖化なんて嘘だ。科学者がオラ達を騙している。
●野球やアメフト、プロレスを好む
●ワイドショーやソープ・ドラマを好む
●体中精度の悪いタトゥーだらけ
●アル中率・喫煙率が高い
●健康的な食生活とは何物だ??
●銃規制には大反対
●中絶には断固反対(人殺しぃぃ)
●十歳代の妊娠率が高い。親になる年齢が若い。
●浮気、離婚、DVは日常茶飯事。長く添い遂げるカップルが稀。
●服装・センスが致命的にダサイ
…などなど。他にも山のようにある。
酒やタバコ等の幾つかを除けば、大金持ちのくせに、
感覚的にはトランプと共通する部分が多い。
だから、トランプが彼等から仲間意識を持って歓迎され、
カリスマ的に大人気なのも頷ける。
おまけに彼等でも理解出来る、
語彙の少ない幼稚な文章でスピーチするのも人気の秘訣。

実際に就任式でトランプ支持者に会った日本人に寄れば、
見た目は至って素朴で無害な人達らしい。
敵意のない馬鹿にしない態度を見せれば、
大変友好的なのだそうだ。…そりゃ当たり前か。
例えば、同じサッカーや野球チームのファン同士が、
かっちり団結しているように。

アメリカのホワイト・トラッシュ達は、
先祖代々貧困と無知・無学・無教養を受け継ぐが、
「白人が一番偉い」と言う根拠のない唯一のプライドと、
向上心の無さも伝統的に受け継ぐらしい。
アメリカの先住者とての自負があり
(ネイティブ・アメリカンはどーした)、
自分達の境遇が悪いのは、全て他人のせい、社会のせい、
時代のせい、政治のせいと思い込んでいるそうだ。

がむしゃらに頑張り撒くって立身出世するのが、
てっきりアメリカン・ドリームだと思っていたが、
どうやら現実は大分違うらしい。
因みに英国社会は、伝統的に成り上がりを好まない。

イギリスのホワイト・トラッシュは、
自分達が役立たずなのを棚に上げて、
勤勉な移民(この場合、主に同じ白人の東欧人)が
自分達の仕事を奪っていると憤る。
ただし、辛い汚い賃金の安い仕事は、
移民がする物と決め込み、
絶対に自分達はやりたくない。

トランプが、日本の車はアメリカで売れるのに、
アメリカの燃料ドロボーのゴミ車は日本で売れないと、
難癖を付けているのと大差ない。

現在の世界的な風潮では、
有色人種を差別することは非難されても、
白人への揶揄は割と野放しの為、
彼等は益々居場所を失い、
社会と有色人種への不満・憎悪を募らせる。

彼等が、この状況から脱出するには、
まず自分から努力してみることが
大切なのは、小学生でも分かる事だろう。
しかしトランプは、ホワイト・トラッシュ達の
周囲への責任転嫁や憎悪を肯定し、増徴させ、
おまけに邪魔者を排除してやると言っているのだから、
彼等が喜んで餌に食い付かない訳がない。

色々調べている内に、このアメリカの
底辺白人達の時代に取り残されぶりは、
一般的な日本人の想像を
超えているのではないかと実感する。
言ってしまえば、イスラム教徒と同じ位、
我々には理解するのが難しい、
理屈が通じない、遥か遠い存在だ。

そして彼等は、決して限られた僅かな人達ではない。
国際交流が皆無な分、他国に認識されていないだけで、
実はアメリカのかなりの人口を占めるらしい。
アメリカの先進国ぶりは、一部の人間が作っていたんだ…。
それ程我々の常識とは懸け離れた人達が大量に居て、
巨大な力を勝ち取ると言う事実は、単純に考えて恐怖だ。

イギリスの国民投票でEU離脱を支持した層も、
大多数がこういうイメージと被るのだが、
さすがにここまでは悲惨ではないと願いたい。
同じ英語圏とは言え、やはりイギリスとアメリカでは、
歴史も文化も移民や有色人種の比率も違う。
そもそも、イギリスは銃社会ではない。
少なくとも、アメリカのように、
黒人が黒人と言うだけで
命の危険を感じることは、滅多にないはずだ。

英国のメイ首相は、先の英米首脳対談で、
トランプに尻尾を振った為反感を買っているが、
国民投票で真っ二つに割れた国民の心を一つにまとめ、
国の精神的な安定と秩序をとりもどし、
離脱派の主流の(不満爆発で愚かな選択をしてしまった)
労働者階級自体の生活・学力向上が、
国政の最優先だと言う事は、少なくとも一応心得ている。
その点が、暴力的に自分のやりたいことを推し進め、
益々国に混乱と対立を招いている
トランプとは真逆である。

馬鹿な人達が馬鹿な大統領を選び、
国をどんどん馬鹿になって行くのを、
アメリカの長年築いて来た自由や信頼や
デモクラシーが、急速に破壊されて行くのを、
「既にこいつに投票した国民は後悔しているだろう」と、
多くの日本人は思っているかも知れないが、
とんでもない!
彼等は、これ程トランプが大嘘つきで、
いよいよ「アメリカ・ファースト」ではなく
「自分ファースト」なのが明らかになって来ても、
今だ奴が自分達の生活を良くしてくれると信じている。
トランプのやることを大絶賛。
それ位、政治オンチで馬鹿なのだそうだ。

トランプ当選の影には、
世論調査に現れなった「隠れトランプ票」が
あったせいだと専ら言われている。
これらトランプ信者と同等に見られるのがイヤで、
周囲に黙ってトランプ(共和党)に投票した人々だが、
同等にクソなのは言い換えようがない。

選挙戦の折ヒラリーが、トランプ支持者を
「deplorable people 嘆かわしい人々」と呼んだのを、
多くのアメリカ人達は、
「それ言っちゃあおしめえよ」と失笑したそうだ。
事実全くその通りなんだけど、
だからと言って少しでも「そうかも」と
思い改めることが全然ないどころか、
益々激怒して増徴する種類の人達だからだ。

抜け出せない根強い貧困や、
努力の仕方すら知らない無教養は哀れだが、
今だ白人至上主義ってのが…、
日本人にとっては共感や同情の余地は微塵もないよ。





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# by piyoyonyonyon | 2017-02-05 15:04

恐怖、埴輪の生首

埴輪は元々素焼きの人形(またはオブジェ)な訳だから、
「生」首って表現するのも妙だけど…、

c0240195_239882.jpg

…ちょっとリアルに進化?した、
埴輪の人形の首だけって感じ。
やはりルイスのアンティーク・モールで。




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# by piyoyonyonyon | 2017-02-04 15:05

不気味なピエロ、永遠に

昨年、主に欧米で話題になった
都市伝説「不気味なピエロ」だが、
11月以降とんと聞かなくなったので、
やはり単にハロウィーンを
盛り上げる為だったようだ。

そう思っていた矢先、
ルイスのアンティーク・モールで、
夫が気味の悪いガラス製のピエロを発見。

c0240195_233528.jpg


…と思っていたら、すぐ隣の別なストールの棚にも、
怖い形相のガラス製のピエロが。

c0240195_2333531.jpg


買う人・飾る人の気の知れない、こんなもんでも、
一応ムラノ(ベネツィア)・ガラスなので、結構高価。

やはり、元々ピエロそのものが、
モチーフとして哀愁漂っているし、
特にガラスで表現すると、
どうやっても不気味なようだ。




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# by piyoyonyonyon | 2017-02-03 15:03

さらば、ユーロ・ヴィジョン

夫が言うには、イギリスが
EUを離脱する唯一の利点は、
もうユーロ・ヴィジョン歌謡大会
参加しなくて済むことだそうだ。

毎年この大会でイギリスは、
明らかに他国から冷遇され、
順位はビリから数えたほうが早い。

…いや、ユーロ・ヴィジョンと
EUは全く関係ない!




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# by piyoyonyonyon | 2017-02-02 15:02

トランプ疲れ

もう就任一週間後辺りから、
トランプの現代文明を無視した無秩序な政策と、
常軌を逸する時代錯誤で幼稚な(でも極めて危険な)
発言にいちいち振り回されるのに、
世界中の多くの人がウンザリ
しているのではないだろうか。

今までわめいて来たことを律儀に実行しているだけ
と言ったらその通りだが、
常識ある人から見れば、まさか本当に
全部やる(しかもこんな早急に)とは思わなかっただろう。
同じ共和党員の意見も、全く当てにならなかった。
説明すれば納得すると期待する日本政府もアホだし、
少しは大人しくなるかもと思っていた私も馬鹿だった。
そう、常識ない人間を、常識で憶測しては駄目なのだ。

イギリスでは、時差の関係で、毎朝起きると、
既にトランプ砲(ツイッター)が放たれ、
とんでもない事を実行した後なのが報道されるので、
朝食時にニュースを見るのも億劫になった。
とは言え、知らないのはもっと恐ろしい。
これの気にならない人が、ある意味羨ましい。

目下イギリスの一番の注目株は、
先の英米首脳会談の折、メイ首相が、
トランプを公式に英国に招待した為、
英国全土で大々的な反対デモが起きている事だ。

イギリスも移民社会の国なので、
七カ国入国禁止を筆頭に、
外国人&女性を蔑視する
差別・排外主義のトランプは許せない存在だし、
何よりあの下品な男を、
我等が大切な女王様に会わせるのは
断固阻止せねばならない。

それに対する署名運動も、活発化している。
一応署名が10万超えると、
国会で審議の対象にしなくてはならないらしいが、
1/31日現在、既に170万を超えている。

因みに、トランプ歓迎の署名運動も行われていて、
こちらは12万人分が集まっている(…しょぼっ)。

移民を制限したい為にEUを離脱するイギリスが、
トランプの移民政策に反対する権利があるのか?
と、日本人の中には納得行かない人もいるようだ。
確かに、あの国民投票の結果は、
トランプ勝利の追い風になった。
しかし、現在抗議運動をしている人達は、
離脱に反対した人々が中心である。
そして抗議は、移民政策に対してだけではない。
要は、トランプ自身の品格&人格の問題。
この野蛮人が、自分達の国の土を踏み、
女王に会うこと自体を(習近平の時も
お可哀相だったのに…)反対している。

移民の多いロンドンやバーミンガム、
マンチェスターを始め、
リベラルなブライトンやオックスフォードで
抗議活動が行われているのは分かるが、
保守的な北部でも行われているのが意外。

一応、2月20日に審議されることが決定された。
だがメイは、トランプの訪英は
絶対却下しないと断言している。
そりゃ、「うちの国民は
あんたが嫌いだからやっぱ来ないで」
なんてキャンセルしたら、先進国としての体裁が悪い。
怒ったトランプが、どんな制裁をするか
分かったもんじゃないし。
そして、やはり物を言うのは金である。
何でもメイは、風前の灯状態の国民健康保険制度を
アメリカに売る交渉をしているそうな(ひえ~恐ろしい)。
結局、今やイギリスも、
日本同様にアメリカの犬でしかない。

と言う訳で、トランプの英国訪問は、
どんなにイヤでも、近々実現されると思うが、
その時の英国民の抗議デモが見モノだろう。
勢い余って無実の店を破壊するとかの暴力は止めて欲しいが、
どんな創意工夫溢れる怒りの表現をするのか。
出来ればトランプが激怒して血管が切れる程、
同じアングロ・サクソン国からの
嫌われぶりを、思い知らしめてやれ。





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# by piyoyonyonyon | 2017-02-01 15:05

岸辺のマリア教会

オーストリアの首都ウィーンの中心部に、
「岸辺のマリア教会 Maria am Gestade」
と言う教会がある。
名だたる豪華絢爛な歴史的建造物が
目白押しのウィーンの中では、
小さめで地味で、また周囲に建物が
ひしめきあっているので窮屈そうで、
見落としてしまいそうな教会である。

現在付近には、数百メートル離れたドナウ運河以外、
水辺らしいものは全く見当たらない。
しかし、何故「岸辺の」と呼ばれるかと言えば、
かつてはドナウ河が、このすぐ傍を流れ、
教会の礎石を漣で洗っていたからだそうだ。
教会は岸壁の限られた敷地に建てられたようで、
それ故ウナギの寝床のように細長いし、
更に河の流れに沿って建てられた為、
身廊が「く」の字に折れ曲がった、
少し特異な構造になっている。
また、切り立ったドナウの岸壁から
直接舟で乗り付けて通じるように作られた、
外階段が今でも残っている。
当時は、漁師や船乗り達の信仰を集めたそうだ。

外観はゴシックだが、ロマネスク時代に起源を持つ。
内陣の14世紀のステンドグラスは、一見の価値がある。

ウィーンの、こってり豪華な
バロック等の建築物を続けて見学した後、
この地味で清楚な教会を目にすると、
心の洗われる思いがする。
また、周囲の土地は高低差が多く、
旧市街地の面影を色濃く残し、雰囲気が良い。




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# by piyoyonyonyon | 2017-01-31 15:08

失われた村々

かつては干潟か浅瀬の海であり、
古代ローマ時代に干拓され、
その後肥沃な農地に生まれ変わった、
ケント州最南端のロムニー・マーシュには、
現在17の町村がある。
しかし、以前は28だった。

幾つかは、近世の吸収合併や過疎化で消えたが、
中には、中世の黒死病(ペスト)や
マラリアの流行で、住民が死に絶えた村もあるらしい。
湿地帯だから、蚊は非常に多く、
マラリアは特に猛威を奮った地域と思われる。

また、海抜の極端に低い土地の為、
洪水や高波で全滅した村もあるらしい。

そんな失われた村の跡には、
現在は教区教会の僅かな遺跡か、
目立たない石碑が残るだけだそうな。




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# by piyoyonyonyon | 2017-01-30 15:06

手作りカンオケ

週末義両親の家へ向かう際、
毎回大き目の葬儀屋の前を通過する。
ここにはショーウィンドウがあり、
お勧めの墓石や棺が展示されている。

ここで最近、蔓植物で編まれた、
つまりラタンのバスケットのような棺を見掛けた。
以前、田舎生活TV番組でも目撃したが、
何でも埋葬した後、寄り早く土に還るとの理由で、
(多分主にヒッピー・タイプの人に)人気らしい。

それを言ったら、
現代はダンボール箱の棺と言うのも存在し、
そのほうが土に還るのは早そうだし、
エコにも良いはずだ。

とは言え、ラタンも段ボールも素材自体は安いのに、
アーティストが工夫をこらして豪華に装飾した一点物!
と言う理由で、値段はすこぶる高そうだった。

現代は、英国でも火葬がメイン。
とにかくすぐに燃やしちゃう棺に、
お金をしこたま掛けるのはナンセンスだ。

死後、棺で遺族にお金を掛けさせない、
更に環境にも良いことを願うと、
生前から自分で棺を用意しておくってのは、
一つの手かも知れない。
手作りするにしても、法的な規制はないはずだ。
火葬場の炉に入るサイズで、
有毒な素材じゃない限り、まず問題ないだろう。
少なくとも、自分は小柄な分、作るのはラクそうだ。
私だったら、本当に紙製で良い。
折り畳み式なら、死亡までに
収納場所を取らなくて尚良い。
でも張子も楽しそう。
古代エジプトのツタンカーメン型、いや、
猫ミイラ型も思いのままだ。
弔問に来た人が、ブブッて笑っちゃうかもな。




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# by piyoyonyonyon | 2017-01-29 15:05

Loving the Alien

カッサンドラ症候群の対策の一つとして、
アスペルガー症候群の伴侶を
外国人のように見なすべき、
と言うのがあるらしい。

アスペは病気じゃないし、治すことも出来ない
(多少なら訓練と社会的経験を積んで
緩和されることはある)が、外国人も同じ。
土台文化や発想、思考が違うのは、
言わば当たり前のことで、
何年他所の国に暮らそうと、
治しようのないことが多い。
最初からそう割り切って付き合えば、
ある程度ストレスを感じずに済む、と言う訳だ。

そう考えると、うちが結婚後10年の間、
一度も喧嘩もせず上手く行っているのが頷ける。
何せ本当に国際結婚だ。
色々なことが、元から違っていて
当然と弁えている。

そういう寛大な夫でも、
義理の母親(私の母)の行動には、
毎回驚かされ本気でビビるらしい。

母は、自分が人とは違うと言う自覚が全くない為、
それを緩和させる努力や経験を
まるで積んで来なかった。

父も、多少ASDのケがありそうで、
おまけに母親(私の祖母)と姉達と
妻(母)に甘やかされ、
今だに幼児のように我侭だ。

それでも夫は言う。
君の両親は、日本人としても
相当変わっているのだろうが、
僕にとってはとても良い義理の親だと。
何故なら、婿でしかも外国人である僕を
嫌っておらず、とても親切だから。
例え彼等が普通の常識ある人達であっても、
もし自分を嫌っていたら意味がない、と。




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# by piyoyonyonyon | 2017-01-27 15:06

藁をもすがる

トランプ大統領就任直前のニュースで、
アメリカで最も貧しい州、
アラバマの様子を中継していた。
ここは、当然トランプ支持者が圧倒的に多い。

街の様子を見ると、いかにも貧しく荒涼として、
店の破壊された廃墟が目立ち、
最早先進国ではなく、まるでアフリカのようだった。
ただ単にTV局側が、こんな場面のみを
わざわざ選んで報道しただけで、
町全体がこんな感じではないと信じたい程、
惨めな光景だった。

そこの住民達にインタビューすると
(ちなみに白人だけでなく、
黒人やヒスパニックも混じっている)、
やはり見るからに先祖代々貧乏そうで、
もうトランプの「世の中を良くする」と言うことを
信じるしかないと発言していた。

この人達、誰かにそっくり。
そう、欧州に押し寄せる、
中近東やアフリカからの難民だ。
彼等は、過酷な状況から抜け出す為に、
ヨーロッパは「蜜と乳の地」だと
勝手に信じてやって来る。
平和で豊かな国の人々は、
暖かい手を差し伸べてくれて当然と思っている。
そういう希望(妄想)でも持たなければ、
生きて行けないからだろう。

この貧しいアメリカ人達もまた、
過酷な状況に居て、怪しい宗教にでも
すがって希望を持つしかない状態に見えた。
こんなに悲惨に見える人達を、
愚かな選択をしたと言って、
責める気にはなれない(…賛成もしないけど)。

トランプは、実際米国内の雇用を増やす意欲は満々だが、
後の細かいことは知ったこっちゃないだろう。
貧乏人には仕事さえ与えれば、
後は奴隷のように働いて当然と思っているのに違いない。
外国から雇用を奪い返したのだから、
途上国並みの賃金で働けと思っているかも知れない。
自分自身の従業員の僅かな給料も、
何せケチっていた男だ。
だけど、「俺はこれだけアメリカの雇用を
増やしたぜ!」と自慢することは欠かさない。





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# by piyoyonyonyon | 2017-01-26 15:07