NEET天国

うちの東隣の家には、18歳以上の兄弟が三人居るが、全員NEETである。
とは言え、日本の内向的な「引きNEET」とは全く状況が違う。
その隣家には、更に同じくNEETの友達が常に5、6人集まり、
泊り込みで朝から晩まで、ゲームでもしながら大音響でバカ音楽を掛け捲り、
酒を飲んで叫び捲くり(恐らく麻薬もし)、
毎日のように激しくケンカをし、近所でも鼻抓みの家である。
おまけに、極めて無駄吠えの多い犬を飼っている。
父親はおらず、母親は居るが働いておらず、
全員生活保護だけで暮らし、その家も福祉で支給されているようだ。
もしかたら、十分な手当てを貰う為に、わざと息子を働かせないのかも知れない。
前庭は不要家具と生ゴミ袋(そもそも常にゴミが大量)でいっぱいのゴミ置き場、
裏庭は全く手入れされずヤブが生い茂ってジャングル状態なので、
こんな家族に福祉で庭付きの家を与えるのは、本当に無駄なことだ。

一方、夫の友達には、21歳を頭に4人の子供が居る。
末子は未だ中学生程度だが、上の三人はNEETである。
一番上の長男は、実際精神的に問題があるらしい。
その家は中流階級なので(注:日本で言う平均的と言う意味の
中流階級ではなく、イギリスの場合、一般よりちょい金持ちを差す)
子供達も、さすがにうちの隣のバカどもよりはずっと賢く品良く見えるが、
娘の一人はブライトンのナイトクラブで派手なケンカをして警察に補導され、
長男の親友は麻薬で逮捕され、長男自信も取調べを受けるはめに。
全く子供のことで心休まる暇がないようだ。

夫のノッティンガムの従兄は、昔から成績優秀で、
現在社会的にも成功しており、割と裕福であるが、
これまた息子は二人ともNEETだ。
先天的に発達障害等がある訳ではないのだが、
母親の過保護が祟って、社会性が欠落し過ぎているらしい。
次男は、学校生活に適応できず、学業は全く身に着かなかった。
長男のほうは、若者にしては異様に大人しく、
学業的には問題なかったが、
独り暮らし出来なくて大学へ行けない程精神的に弱いそうだ。

自分の周囲をちょっと見渡しただけでも、こんな感じである。
日本も(もっとおとなしいだろうけど)、
NEETの多さは然程変わらない状況なのではと思う。
元々イギリスの職の雇用は、日本に比べて更に経験者重視で、
新卒者や若者の就職が難しい傾向にあるらしいのだが、
26歳までに何かしら働いた経験がない場合、
その後就職出来る可能性は絶望的だそうである。
そういう大量の国民を一生福祉で養わなくてはならないのは、
政府にとっては眩暈がする程頭の痛い問題だろうし、
納税者にとっては腹が立しさが収まらない事実だろう。
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by piyoyonyonyon | 2012-07-25 16:06


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