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嗚呼、英国!

今年のロンドン・オリンピックで痛感した事実は…、
私はイギリスに全く親近感を
持っていないと言うことだった。
間違い無くこの国に住んでいるのだから、
ちょっとは応援しようと思っていても、
単なるガイジン選手にしか見えなかった。
返って、ハンガリー人選手を見ると、
応援したい気持ちになった。
これには夫からも、「そりゃひどいよ。
僕は日本人だって応援してるのに」と抗議が出た。

イギリスに住み始めて6年が過ぎた。
今までこの国で、日本では決して有り得ない
素敵な体験を何度もしたし、
親切な人にも何人にも会った。
夫は、ここで宝物のように大切にしてくれる。
なのに、何故こんなに愛着がないのだろう??
自己嫌悪するら感じる。

この国に住み始めたきっかけは、
たまたま結婚したい人がイギリス人だったのに他ならないが、
勿論選択・決断したのは自分である。
その際、自分にとって魅力の無い国で
はたして暮らしていけるのか??不安は多いにあった。

出来れば日本を離れたくはなかった。
誰だって、住み慣れた文化・習慣の国が一番である
(そうじゃない人はちょっと悲しい…)。
典型的な日本人は決して好きではないが、
日本語と日本の便利さと和食には未練タラタラだった。
それでも、イギリスもヨーロッパのうちだから、
自分の好きな中欧に近いから、と言い聞かせて決心した。

私が知る限り、イギリス好きな日本人と言うと、
自分で勝手に理想に描いた国イギリスに溺れていて、
ネガティブな現実は見ようとしない盲目的で、
ほとんど宗教のような人が多いように感じる。
まず、それに凄~く抵抗を憶える。
一方、特にイギリス好きじゃない家族や友達に
「うちに遊びに来てよ~」と言っても、
この国に関心が余りない人にとっては、
観光的にかなり魅力薄い国なようだ。
近年はイギリスの外食文化がかなり改善されたとは言え、
わざわざ遠い外国から来るレベルでもない。

結局私は、イギリスの文化に愛着が持てない。
生理的にこの国に馴染めない。
今は暮らしているからには、
それなりに興味を持たない訳にはいかないが、
フォークロアがほとんど存在せず、
御当地の特産品のない国の文化には敬意が払えない。
心栄え優れた人からの恩恵より、
迷惑な人からの被害が多いとなれば、
好意を持てと言われても難しい。
この国に住み始めて以来、
車でひき殺されそうになったことは数知れず。
綺麗な庭園でクリームティーを楽しむなんて素敵♪と思っても、
フリマでスージー・クーパーを格安で手に入れて喜んでも、
それは一般のイギリス好きな人達に便乗した感覚であって、
自分の本来の価値観とは今だ違和感を感じずにはいられない。

もし、もっと頻繁に日本に帰ることが出来れば、
そんなに不便さを感じなくても住むだろうし、
もっと頻繁にヨーロッパの他の好きな国を訪れることが出来れば、
イギリスってやっぱりヨーロッパの国なんだと実感し、
生活をそれなりに楽しむことが出来るだろう。
しかし夫の仕事の都合上、そういう訳にも行かない。
これからどうやって、この好きでもない国で
暮らしたら良いのか、途方に暮れる。
それでも私は、このイギリスで生きて行く。
by piyoyonyonyon | 2012-12-31 15:06


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