白虎隊の悲劇

大河ドラマ「八重の桜」の物語も、
いよいよ会津戦争に突入しているようだ。
福島県で生まれ育ったから、会津地方に行く機会も多く、
馴染みのある地名も沢山登場する。

私の通っていた小学校では、春の遠足で、
毎年五年生は会津地方に行くことになっていた。
野口英世記念館や、会津若松の鶴ヶ城、
白虎隊が自刃した飯盛山などを訪れる。
当時は、小学生が携帯電話を持つどころか、
遠足にカメラを持って行くことすらなかったから
(それともカメラ持参は禁止されていたのかも)、
地元写真館のカメラマンが遠足に同行し、
撮影したスナップ写真を後日番号を付けて学校の廊下に張り出し、
児童は希望の番号の写真を記入&提出して、
プリントを購入するシステムだった。

ところが、はたしてこのカメラマンに
霊感らしきものがあったのか…、
白虎隊の墓所の写真では、
毎年のように心霊写真が撮れた
あんな非業の死をとげた少年達なので、
今だ成仏出来ない魂が、写真に写ったとしても可笑しくない。
その中の一枚は、墓石に人の顔のみがはっきり写っていた。
テレビや雑誌で紹介される心霊写真は、
多くがニセモノだと聞くが、
あれは紛れも無く全く小細工無し…。
日光の華厳の滝どころではない明確さ。
そして、それを気にすることもなく
(と言うか気付いていなかったのか)、
学校の廊下に貼り出して販売していたのがオソロシイ。

その小学校の遠足で白虎隊の墓所を訪れた時は、
「落城したと早合点して自殺して可哀想」
位にしか思っていなかったが、
戦った隊士達と同年齢の高校生になってから再度訪れた際は、
やっと事態の残酷さ、彼らの無念が理解出来、
胸が詰まる想いで涙が溢れて来た。

もし未だ彷徨っている戦死者の御霊があるとすれば、
安らかに天に召されるよう祈らずには居られない。
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by piyoyonyonyon | 2013-06-22 15:08


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