ごろう×リンドグレーン

宮崎吾朗が、ジブリを離れて
アニメの仕事をすると言うニュースを覗いて見た。
勧めたのは、何を隠そう鈴木敏夫プロデューサーで、
多分将来ジブリを担う人材として、
ジブリ以外で通用するかどうか、
外で修行して来―いってことらしい。
可愛い子には旅をさせろって訳なのか。

何より、その題材を見てちょっと驚き…、
と言うか、「へえ」とほくそ笑んでしまった。
スウェーデンの児童文学作家
アストリッド・リンドグレーンの
「山賊のむすめローニャ」だったからだ。

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リンドグレーンが未だ生前の頃は、
アニメは子供の想像力を育むのに
良くないと頑なに信じていて、
宮崎駿のアニメ化を断った、と言う
非常に勿体なーい話を聞いたことがある。
昔からリンドグレーンの大ファンだった私は、
その時アニメ化の話が挙がっていたのは、勝手に
この「ローニャ」に違いないと信じていたのだ。
(注:実際には「ピッピ」でした~。
「魔女の宅急便」のメイキングにそう出て来る)
何故なら、とても駿さん好みの作品だと思ったから。
物語としては、「ミオよ、わたしのミオ」や
「はるかな国の兄弟」のほうが好きだけど、
そっちは女の子がほとんど出て来ないのだ(笑)。

ジブリから離れると言っても、
アニメのローニャのイメージ・ボードを見てみると、
キャラクターはジブリ色そのものっぽい。
でも、こういう西洋の児童文学物には、
現在の日本のアニメに溢れる
デッカイお目々キラキラの絵柄より
ずっと合うように思う。

私がアニメ作品を見て、一番最初に感じるのは、
キャラクターのグラフィックの良し悪しも勿論あるが、
色彩が耐えられるかどうかだなあ。
こんな柔らかい中間色なら、まず大丈夫そう。
どんなに話自体が面白い作品でも、言ってしまえば
色彩が安っぽくて見続けるのに辛いと
(そういうのは大抵話も好みじゃないんだけど)、
目が疲れて、もう二度と見ようとは思えない。
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by piyoyonyonyon | 2014-02-02 15:07


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