孤独が溢れる家

先日夫と同僚が、クライアントの自宅を訪れた。
田舎の豪邸に一人で暮らしている老人だ。
恐らく、その客は退役軍人で、
子供もいなければ、妻がいる様子もない。
例え、既に子供が巣立っていても、もし居れば、
必ず子供時代や孫の写真などが飾ってあり、
何かしら気配が感じられるはずだからだ。

その巨大な家は、家具も疎らな上、
物すらほとんどなく、
住宅展示場より現実味がない程
ガラーンとした非常に寂しい状態だったらしい。
多分老人は、趣味や娯楽も何も無ければ、
興味も欲も見栄すら持っていない。
詰め込むものが何も無いのに、
大きな屋敷に一人で住んでいる。
代わりにその家に詰まって見えるのは、
虚しさばかり…。

夫と同僚は、その家に居るだけで、
まるで自分達まで孤独を感じるような
居心地の悪さを覚えたそうだが、
「…まあ、僕等にとっては、
お金さえ払ってくれれば、
関係ないことなんだけどさ」と締め括った。
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by piyoyonyonyon | 2014-04-17 15:08


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