役に立たないリサイクル

イギリスの大き目の町や、多分行政地区ごとには、
「リサイクル・センター」と言う施設がある。
資源再利用の為の不用品処分場で、
通常のゴミ回収で引き取って貰えないものは、
自分でここへ持って行くか、
業者へ引き取りを依頼しなければならない。

リサイクル・センターは、大型家電、タイヤ、家具、
植物伐採物等、様々な不用品別の窓口に分かれている。
車が運転出来ないと運ぶのはほとんど不可能だし、
ただここに置いて来れば良い訳ではなく、
それぞれ自分でダストシュートに突っ込まなければならないが、
とりあえず粗大ゴミ処分の費用は掛からない。

私達夫婦も時々行くが、周囲を見ていると、
まだまだフリマで売れそうなのに…と思える、
比較的状態の良い、または新しい、
言ってしまえば勿体無い物を運び込む人も多い。
もしフリマで売るのが面倒であれば、
少なくともここへ持って来るよりは、
チャリティショップに引き取って貰ったほうが手っ取り早い。
(無料で自宅に引き取りに来る
家具専門のチャリティ屋は多い)
何より、チャリティに貢献出来る。

そんな勿体無い処分品を引き取り
(注:リサイクル・センターには許可をとっている)、
再利用して利益を得る番組がある。
発想自体は、資源を大切にして感心なことだ。

ところが、その番組では、
大抵その処分品の再生を、
プロの職人やアーティストのところへ依頼する。
そして彼らは、単に修理するのではなく、
張り切って斬新なデザインに変える。

そして、高級ビンテージ・ショップや
アート・ギャラリーなどに高値で売り付ける。
それらの店も、テレビでの宣伝効果があるからこそ、
言い値で買い取っているのに違いない。

つまり、誰でも簡単に真似出来るはずがなく、
一般庶民には全く参考にならない方法だ。
資源の再利用を促進しているようには全然思えないどころか、
揚句には見ていてイライラして来る。

中には、こんなの一体誰が買う訳?
と突っ込みたくなる、ゴミからゴミを作ったような
斬新過ぎるデザインも見られる。
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by piyoyonyonyon | 2016-05-18 15:08


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