2017年 02月 27日 ( 1 )

遺体のホテル

イギリスの火葬が、死の2、3週後に
行われると知った時は驚いたが、
最近日本の新聞で、日本の大都市部でも、
火葬がそれ位後に行われることがあると聞いた。

今までは、日本では人が亡くなると、
法律で死亡診断後の24時間以内は火葬出来ないものの、
死後2、3日に荼毘に付されるのが普通だった。

ところが、東京のような大都市では、
この高齢化社会で、死者の数に、
火葬場の数が致命的に追い付けないらしい。
おまけに、日本は集骨の習慣・伝統があり、
一人分の火葬に時間が掛かる。
一つの炉で、一日3~4体が限界だそうな。

そうなると、死体には火葬の順番待ちしかないのだが、
集合住宅の多くが死体の保持を禁止しているし、
そもそも常温でそんなに長く保存出来る訳がない。
そんな需要の為に登場したのが、死者のホテル。
すなわち御遺体お預かり所だ。

機能・設備はホテルにも寄るようだが、
新聞で紹介されていたホテルは、
保管中、遺族から希望があれば、
棺が自動で個室に運び込まれ(…ベルトコンベア?)、
対面出来る仕組みらしい。
普段は、一括で冷蔵庫に保管しているのだろうか。

これからの時代、益々需要が高まる施設に思われるが、
いざ新築されるとなったら、
きっと近隣住民は反対するだろう。
それどころか、隣の雑居ビルかマンションが、
ある日突然遺体ホテルに改装されたら困る。
ところが現在は、それを規制する法律はないそうだ。




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by piyoyonyonyon | 2017-02-27 15:05