2017年 07月 26日 ( 1 )

電気ケトルと電気ポット

我が家の電気ケトルが相当古くなったので、
最近新しい物に買い換えた。
機能的には未だ問題なかったが、
本体のプラスティックが劣化して、
ボロボロと崩れて出していたからだ。

実は前々から崩れ始めており、
ずっと買い換えたいと思っていた。
電気ケトルは、今やイギリスの必須家電で、
一人暮らしでも必ず持っている程である。

今時安い電気ケトルなら、
1000円程度から買えるのだが、
コレダと思えるものに出会えず、
ずっと買えずにいた。

見た目は従来のヤカン型、または縦長のポット型、
素材はガラスか樹脂か金属の違い位で、
機能的には単純な家電なのに、
何をそんなに拘っていたかと言うと、
現在市販されている電気ケトルは、
揃いも揃って消費電力が3000ワットだからだ。

うちは、基本的に太陽高熱パネルでケトルの湯を沸かす為、
3000ワットでは、同時に他の電気器具を使うのに支障が出る。
しかも二人暮らしで大した水の量を沸かさない為、
一回毎に3000ワットを使用していては、
電力が勿体無さ過ぎるからだ(注:ケチな夫の主張)。

幾ら電器店で探しても、ネットで検索しても、
3000ワット以外のケトルが
全く見付からなかったところ、
意外にも、近所のディスカウント・スーパーで、
期間限定で2600ワットのケトルを手に入れることが出来た。

値段は3000円程度なのだが、
機能的にも見た目にも全く問題ない。
温度設定出来るのが、更に有難い。
例えば、緑茶やコーヒーは、
沸騰直後の100度のお湯では駄目で、
もっと低い温度の湯のほうが適切とされている。
しかも、うちには超猫舌の夫が居る。
改めて感心するのは、現在のケトルだと、
お湯の沸くのが何て早いんだと言う事。
それ位、今まで古いケトルを使い続けていたようだ(笑)。

因みに、今のイギリスの電気ケトルは、
コードレスが主流。
大抵保温機能はなく、沸騰後自動的に
電源が切れる仕組みである。
イギリスは、電圧が日本よりずっと高いから、
お湯があっという間に沸く。
以前夫が、「イギリスで仕事が早いのは、
電気ケトルとトースターだけ」と言っていた。

一方日本では、電気ケトルは余り浸透しておらず、
家族世帯を中心に、「電気ポット」が主流である。
昔からある保温ポット、または魔法瓶の電化版で、
保温は勿論出来るが、水から湯を沸かすことも出来る。

ただし、基本的に始終電気を付けっ放しなので、
消費電力は全く馬鹿にならず、
更に水からお湯を沸かすのには、相当時間が掛かる。

私は、日本に住んでいる時から、
ティファールの電気ケトルを使っていた。
最早イギリス人には、ガス・コンロとヤカンで
お湯を沸かす習慣がなく、
元彼にヤカンを二つも空焼きされて台無しにされた為、
やむを得ず電気ケトルを使用していたのだが、
なるほど便利だった。

そのケトルは、日本を去る際に
姉夫婦に押し付けて来たが、
姉夫婦もすっかりその便利さに慣れてしまった。
電圧が低い日本とは言え、
お湯が沸くのはガス+ヤカンよりは早いし、
尚且自動オフで安全だからだ。
経済的にも、電気ケトルのほうが電気代は掛からない。

とは言え、電気ポットにも利点はある。
義母は、歳をとって肩が痛む為、
電気ケトルを持ち上げられなくなった。
マグカップ4杯分以上の水を入れた場合、
しかもガラス製のケトルだったりすると、
相当な重さになる。

そこで義母は、日本のような
保温機能付きの電気ポットを購入した。
これなら、ボタン一押しでお湯を注ぐことが出来る。
「消費電力が半端ない」とは予め伝えておいたので、
夜間はスリープ状態になるタイプを選んだ。
ただし、お湯を沸かすとなると、
やはり相当時間が掛かる。
イギリスでさえ、凄く掛かる!




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by piyoyonyonyon | 2017-07-26 15:06