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2017年 09月 07日 ( 1 )

非健康的地域

先日のイギリスのニュースで、
イングランドの北部と南部では、
平均寿命に顕著な差があると発表した。
何歳差かは、生憎夫婦揃って聞き逃したが、
勿論北のほうが寿命が短い。
多くのイギリス人にしてみれば、
然程驚きもしない、そりゃ納得と言う事実で、
もし逆の調査結果だった場合は驚く。

日本でも沖縄の平均寿命が一番長いので(注:女性のみ)、
南イングランドは気候が温暖な為、
北よりも長生き出来る、と言われれば、
それも理由の一つになるかも知れないが、
主な原因は、北イングランドの食生活にある。

チップ・バティ(バターやケチャップを塗った
フライドポテトのサンドウィッチ)」や
揚げマーズ・バー(スニッカーズに似た
極甘のチョコレート・バーの天ぷら)」とか食ってりゃ、
そりゃ北の人間は早死にするよ!と夫は言う。
ううっ、聞くだけで胸焼けしそう…。

北イングランドに住む生粋のイギリス人
(=アングロ・サクソン人)は、頑固な気質で知られ、
特に食に関しては非常に保守的。
今だ、伝統的なイギリス料理しか受け付けない
(しかし揚げマーズ・バーが…伝統料理か?)。
従って、食生活は自ずと高カロリー
&高脂質&高塩分を好む傾向にある。
そもそも、健康に対する意識が、
イギリスの中でも特に(日本人が想像出来ない程)低い。

昔から炭鉱や工場労働者が多い地域で、
今は失業率が高いから、飲酒率や喫煙率も高い。

日本でも、例えば東北地方では、
伝統的に漬物等からの塩分の摂取量が高い為、
脳溢血の発症率も高いと言われているが、
イングランドでは、郷土料理はほとんど存在せず、
食べ物自体は何処へ行っても大差ない。
単に、何を食べるか選択の問題。

しかし、地域や職業に寄って、
平均寿命や健康意識がはっきりと違うのは、
階級社会のイギリスらしい現象のように思える。




by piyoyonyonyon | 2017-09-07 15:05