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マヌケが大好き

先日義母の家に行く途中、
車の中から見掛けたロンドン二階建てバスの側面に、
デカデカと文字だけの広告が記されていた。

斜め横からなので、全ての文字は良く読めないが、
「I love Moron」と書いてあるように見える。
…トランプが好きなのか?

その後バスが移動して真横に並んだので、
全文字読めるようになったが、
実は「I love Mormon(モルモン教)」だった。
宗教の広告、イギリスでは結構普通なんです。





by piyoyonyonyon | 2019-01-31 15:03

お妃だって受験生

昨年5月にヘンリー王子と結婚した
アメリカ人女優のメーガン・マークルさん。
王室メンバーになったとは言え、
欧州経済領域(EEA=ほぼEUと被る)外から嫁いだとあれば、
英国籍を獲得する為には、彼女も
あの「英国生活(Life in the UK)テスト」を
受けて合格しなければならないそうだ。

この「英国生活テスト」は、
2005年から(永住権希望者は2007年から)、
英国に長く住み続けるつもりなら、
イギリス生活の基礎知識と、
イギリスに対する愛国心を持つのは当たり前
と言う建前から導入された。
現在イギリスは、EU圏内からの移民を
無制限に受け入れなければならず、
それは大きな社会問題で、
2年前の離脱を問う国民投票の争点ともなった。
急増するEUからの移民の代わりに、
EU以外からの移民は、
ハードルを高くして少しでも減らしたい
と言うのが、このテストの本音の目的だ。

念の為、これに合格したからと言って、
自動的に英国籍、または永住権が獲得出来るわけではなく、
あくまで申請出来る権利を得るのに過ぎない。

さて、この英国生活テスト、
全然難しくないと言われる一方で、
イギリス人でさえ合格出来ない程
難しいとも言われている。
…はたして真相はどうなのか?

試験勉強、取り分け高校・大学入試の勉強を
普通にこなした日本人なら、楽勝と言える。
予め公認ハンドブックを購入し(アマゾンで買える)、
付属のCDの例題を繰り返し解答していれば、
テストに必要な知識は習得出来る。
正解が75%以上なら合格。
ただし、英語が全く出来ない場合はお話にならない。
英語力を試すテストでもあるのだ。
その点メーガン妃は、母国語が既に英語なのだから有利だ。

ついでに、試験は筆記ではなくパソコンで行われるので、
パソコンも多少は操作出来ないと駄目。
パソコンに触った事もないような高齢者、
または未開の地から来た人にとっては
非常にハードルが高い。
もっとも、申請そのものに大金が掛かるので、
お金が全くない人には無理。
多分、難民申請した方が良い。

その一方で、例え英国生まれ&育ちの
生粋のイギリス人であっても、
全く勉強していない人は、
この英国生活テストに合格出来ないと言われている。
実際イギリス人に試してみたら、
半分以上が不合格だったらしい。
つまり、例え知らなくても、
イギリスで生きては行ける程度の知識である。
とは言え、知っていて決して損でも無駄でもなく、
全く役に立たない出題ばかりではない。
2012年からは、改正されて歴史や文化的な内容も加わり、
更に複雑で難しくなったとも、
少しは実用的になったとも言われる。

実は私、高校・大学入試も、学業&模擬試験等にも、
ほとんど勉強をした経験がないもので(爆)、
このテストの為には、
人生で一番位(と言うか唯一)熱心に勉強した。
期間は、確か1か月間位。
途中、愛猫の様態が悪化して亡くなったりしたので、
勉強そのものより、精神的にキツかった。

英国籍、または永住権の申請可能な期間中なら、
例え初回で英国生活テストに合格出来なくても、
何度でも合格するまで挑戦する事が出来る。
ただし、受験料の金額がバカにならないので
(当時確か一回に付き50ポンド)、
金を無駄にするまいと考えると結構緊張した。
そこかよ(笑)。合格しましたけど。

メーガン妃がこのテストを受けるのは、
イギリスに住み始めてから3年後になるらしい。
それ以前にこの人、余りに実家の家族がゴタゴタ過ぎて、
結婚生活に支障が出ないかどうか不安だが…。

はたしてEU正式離脱後は、
EUからの移民にも、
このテストが施行されるのだろうか??




by piyoyonyonyon | 2019-01-29 15:06

不況

クリスマスの翌日「ボクシング・デー」は、
イギリスでは伝統的にセール開始の日だった。
昨年のこの日、特に用事もないけど、
運動がてらに夫婦で地元の中心部へ行ったら、
…通常よりも人が少ない寂しい状態だった。

ボクシング・デーがセール開始日だったのは過去の事で、
今やセール開始を前倒しする店が多いから、
この26日に客が殺到する事は最早ないのは分かる。

しかし、蓋を開けてみれば、
欧米の商業で本来一番の稼ぎ時であるはずの
12月そのものの売り上げが、
昨年は全国的にピーピーだったようだ。

近年アメリカの習慣である
11月末の「ブラック・フライデー」が
イギリスにも導入され、
最初の数年だけは、客が商品の奪い合い
&取っ組み合いを起こす程の熱狂ぶりだったが、
今や消費者の多くは、商店が元から安い品を
値下げと偽って売るだけの日と
認識して相手にしておらず、
さっぱり盛り上がってもいない。

現在英国では、少数のメジャー・チェーン店のみが生き残り、
全国何処へ行っても同じ店しか見ないつまらなさだが、
更に独り勝ちのチェーン店が殿様商売でサービス向上を怠り、
かつ客が寄り安いネット販売へ流れているので、
そのチェーン店ですら、どんどん潰れて来ている状態だ。
近い内にイギリスでは、
実店舗が全て消えるんじゃないかと危惧される。

しかしこの冬は、そのオンライン・ショッピングさえ、
売り上げが振るわなかったようだ。
…消費者の出し渋り。これに限る。
どんどん経済が悪くなって来ている感は否めない。




by piyoyonyonyon | 2019-01-27 15:04

偉大なるアメリカ

「アメリカを再び偉大に」
トランプが馬鹿の一つ憶えみたいに言って、
アメリカの馬鹿どもの心をがっちり掴んでいる言葉だが、
ある人が「アメリカが偉大だったのって一体いつ?」と聞いたら、
「コロンブスが発見するまで」と答えた人がいた。

アメリカが偉大なのは、
今やDA PUMPの歌の中だけ。

ところで、アメリカに憧れる日本人って、
渡辺直美とブルゾンちえみと出川の他に、
マジで今でも居る??




by piyoyonyonyon | 2019-01-25 15:06

不自由の国

昨年アイルランドで、国民投票に寄る結果、
人工中絶を認める事が可決されたので、
これで、欧米諸国の中で、
法律上人工妊娠中絶を認めていない国は、
ほぼアメリカの一部の州だけになった。

しかし、例え中絶を認めているアメリカの州でも、
中絶反対派の活動は過激で、
中絶を行う医師が殺されたり、
病院が嫌がらせやテロを受けて
閉鎖に追い込まれてたりするケースが多いらしい。

アメリカの共和党の議員の中には、
妊娠中絶に頑なに反対の者が多い。
「強姦されても女性は望まなければ妊娠しない」
とか大間抜けな発言をして、
世界中から非難される議員が居たり、
中絶反対派なのに、妊娠した自分の愛人に
中絶を強要した議員が居たりして、
所詮中絶反対者なんてこんな程度…とも思う。

アメリカ、こえええ。
進歩した国でも自由の国でも全然ないね。



by piyoyonyonyon | 2019-01-24 15:07

狂信

昨年の5月にアイルランドで
人口妊娠中絶の是非を問う国民投票が行われ、
ついに中絶が合法化する事になった。

カソリックは、教義的に中絶を禁止しているが、
ヨーロッパのカソリックが大多数を占める国の中でも、
アイルランドは、母体の安全を脅かす場合以外は
中絶を絶対に認めないと言う、
中絶に対して最も厳しい国だった。

その僅かな例外でさえ、
つい最近の2013年に成立されたらしい。

それ以外は、例え強姦されて妊娠した場合でも、
人工中絶が許されず、
今まで年間約4000人の女性が、
やむを得ず中絶手術の為に
海外渡航していたと推測されている。

20年位昔、アイルランドの十代前半の少女が、
強姦され妊娠しても中絶出来ず、
そうこうしている内に胎児が育って
中絶不可能な時期に入ってしまうので、
支援団体が必死に少女をイギリスに渡航させて
ギリギリで手術を受けさせたニュースが、
未だ生々しく記憶に残っている。

胎児の命を奪うだけでなく、
母体にも大きな負担が掛かるので、
出来れば堕胎はしないのに
越した事はないのは分かる。
しかし、妊娠自体は男女共同作業であるのにも関わらず、
中絶した場合も、中絶出来なくて出産した場合も、
とにかく女性に課せられた運命だけが過酷だ。
そもそも強姦だったら、共同作業ですらないし。

アイルランドは、伝統的にカソリック信仰の強い国。
良く言えば敬虔な、悪く言えば時代遅れで狂信的。
(念の為、カソリックだから狂信的なのではなく、
プロテスタントにも、そういう派や信者は存在する)
婚外子の妊娠・出産は、社会的に容赦なく蔑視されて来た。
しかしその報いは、全て女性側にのみおっ着せ付けられる。

アイルランドでは、女性が未婚で妊娠した場合、
「母子保護施設」と呼ばれる修道院や病院等に
収容される習慣があった。
その中には、当然強姦されて妊娠した女性も居れば、
将来未婚の母になるであろうと
勝手に判断された女性も混じっていたらしい。
しかし「保護」とは名ばかりで、
実は強制収容、つまり監禁され、
罰として一生過酷な奴隷労働をさせられていた。
勿論虐待は日常茶飯事で、
神父や修道士からの強姦もあったようだ。

何せ社会から完全に遮断された空間であった為、
実態は長く公に知られていなかった。

施設で生まれた私生児達は、オーストラリア等に
人身販売されていた事実が明らかになっている。
しかし、これはあくまで一部であって、
残りはと言うと、近年収容施設跡地から、
大量の乳幼児の遺骨が、続々と発見されて来ている。
一つの施設跡地から、
約800人分の遺体が発見された例もある。
はっきりした事は未だ究明されていないが、
死亡&埋葬記録も残っていないので、
社会に望まれない子として、
文字通り闇に葬られた可能性は否めない…。

恐ろしい事に、こういう収容施設は、
80~90年代まで存続していたらしい。
未婚の母になる事より、
余程邪悪な罪深き事だと思うが。



by piyoyonyonyon | 2019-01-23 15:08

ドローンと言う名のテロ

昨年のクリスマス直前、
丁度欧州が旅行者や帰省者で最も忙しい時期に、
イギリスの主要空港の一つであるガトウィック空港が、
ドローン侵入の為に36時間に渡り閉鎖された。
勿論、数万人の搭乗者は足止め。

ドローンの一般人の購入・使用が野放し状態なのは、
常々可笑しいと思っていたが、
足止めされた搭乗者には同情した。
自分が帰国する際や旅行とかで、
こんな傍迷惑な目に遭ったらと…考えると、
心底腹立たしい。

閉鎖中に、空港近くを車で通過したので、
「案外この辺の藪の中とかに、
ドローンをコントロールしている奴が
潜んで居るんじゃね?」とか話していたら、
翌日本当にその町で犯人夫婦が逮捕された。

ところが、これは実は誤逮捕で釈放され、
その夫婦は単にドローンを所有しているだけだった。
既に彼等の自宅はTVで報道され、
恐らくネットで無責任な誹謗中傷が
飛び交ったと思われる。
後日、夫婦は涙ながらに無実を訴えていた。

つまり、真犯人と犯行の真相は、今だ闇の中。

ドローンは2、3機とも、
一時は50機近くが上空を飛んでいたとも言われ、
またしても環境保護活動家に寄る
飛行機からの公害に対する抗議の為の
妨害ではないかと疑われた事もあるが、
その後この話は立ち消えた。

例え犯人が未成年で、
単なるおふざけだったとしても、
これはテロ行為には違いない。

人の命を奪ったり、
肉体的に傷付ける事だけがテロではなく、
精神的に恐怖に陥れたり、
経済的に打撃を与えるのも、
立派なテロ行為だ(…テロに立派もクソもないが)。

数年前にフランスのニースで、
トラックが人ごみに突っ込んで多数を殺傷する
と言うテロが起こった時、
こんな特別な武器も綿密な計画も大人数も要らない
お手軽で効果抜群のテロ、
今後あちこちで起こるだろうと心配したが、
全くその通りだった。
ドローンも然り。

即刻ドローンの規制が急がれる。
既に案は出されているようだが、
国会がEU離脱のゴタゴタ続きで、
一向に可決まで漕ぎつけないようだ。

そうこうしている内に、
今月ヒースロー空港でも、
再びドローンに寄る離着陸妨害が起こり、
一時全面的に麻痺状態となった。





by piyoyonyonyon | 2019-01-21 15:07

環境保護活動家と言う名のテロリスト

昨年末、ロンドン中心部の最も交通量が多い道路で、
環境保護活動家達が、
自動車からの大気汚染に対する抗議の為、
一方的に閉鎖し、
車の侵入を阻止すると言うデモを行った。
当然、車は大混乱。運転手達は大迷惑。

報道記者が、活動家達に
「何故政府に抗議するのではなく、
一般人をターゲットにするのですか?」
と何度も質問したが、彼等は丸無視し続け、
質問とは無関係な事を延々と訴えていた。
やっぱりこういう人達って、
純粋に自然を愛すると言うより最早宗教…。

ロンドンの大気汚染は深刻だ。
環境破壊は世界中で大問題だ。
でも、こんな逆効果な抗議活動は、
ホント止めて欲しーわ。
多くの人が、環境保護問題に
益々そっぽ向くだけだろう。

ロンドンの中心部は、
既に「混雑税」と言う制度を採り入れ(かなり高い)、
ある程度渋滞を緩和する政策が取られている。
それでも中心部に車で乗り入れている人達は、
仕事等で他に選択肢がない人が中心だ。

デモは当然自治体の許可を貰って行っているはずだが、
かと言って、業務妨害で訴えられない事もないだろう。

一般人を無差別に攻撃するのは、
最早テロ行為と変わらないと思う。




by piyoyonyonyon | 2019-01-20 15:08

花火の季節

欧米の大晦日のカウントダウンには、
花火の打ち上げは付き物だ。
自治団体やイベント会場のみならず、
各家庭でも大きな打ち上げ花火を楽しむ。
その欧米の花火ってのが、概ね中国製なので、
やたらうるさい&煙いだけで、余り美しくない。
日本の線香花火ような手持ちの小さいタイプは、
こちらでは見掛けた事がない。

いや、カウントダウン時だけなら未だ仕方ないが、
今年(と言うか今期)のうちの近所では、
30日、31日の昼間、元旦二日も打ち上げる馬鹿が居た。
結局馬鹿どもは、花火を楽しむ回数が
多ければ多い程嬉しいようだ。

実際今回の大晦日の花火は例年より多くうるさく、
いつもは花火を気にしない愛猫タラちゃんも、
近い家で打ち上げている時には少々びびった。
そう、花火の季節は、動物達にとっては大災難だ。

イギリスでは、花火は大晦日周辺だけでなく、
10月末から11月初旬の
ハロウィーンとガイ・フォークス・ナイトの
前後それぞれ一週間も花火の季節で、
非常に煙くうるさい。

そんな季節に獣医に行ったら、
花火を怖がる動物の為に、
落ち着かせる為の精神安定剤を販売していた。
一体どれだけの効果があるのかは分からない。

花火は、動物にとって恐怖なだけでなく、
当然火災や怪我の危険性もあり、
深刻な大気汚染をも招く。
実際数年前、高速道路で、
近辺の大量の花火に寄る煙の為に
視界が極端に悪くなり、
悲惨な交通事故を引き起こした事もある。

その為に、主に中欧では、
近年花火打ち上げを禁止する自治体が
続出しているらしい。
結構な事だ。
ただし、イギリスではそんな運動は全く耳にしない。
もしイギリスで花火を禁止したら、
大勢の反対者が暴動を起こし、
余計厄介な事態になるのじゃないかと危惧する。




by piyoyonyonyon | 2019-01-18 15:05

世界の新年

大晦日の夜、夫と二人で、
世界各国のカウントダウンの様子をTVで見ていた。
時差の関係で、幾つかの国は既に年明けを迎えていた。

主に大都市の、そういうシーンだけを
選んで紹介しているから
と言えばその通りなのだが、
洋の東西を問わず、何処の国も、
大量のうるさい花火を打ち上げ、
安っぽい音楽を大音量で掛け捲っていて、
オペラ・ハウス、香港島、ワシリイ教会とか背景が違うだけで、
内容そのものは全く変わり映えがしない。

ただし、唯一独特な国があった。それは日本。
けたたましい花火も音楽もなく、
僧侶達が暗闇の中、厳かに除夜の鐘を突き、
人々は神社仏閣の初詣で
熱心に祈りを捧げる様子が紹介されていた。
これを見て、日本人の多くが
自分達は無宗教と信じ込んでいるなんて、
一体誰が信じるだろうか?

やっぱり日本って、良くも悪くも
非常に異質なんだな…とつくづく思いながら、
一年を締め括った。




by piyoyonyonyon | 2019-01-17 15:08